「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「超芸術トマソン」(赤瀬川原平)

約30年ぶりに読みました。あの衝撃だった「トマソン」。今でも新鮮な内容、切り口。私が路上観察をするきっかけになった本。正に超芸術だー!そのエッセンスを紹介しよう。 東京にも幽霊が出る。トマソンという幽霊である。人々はその幽霊に気がつかない。い…

「豊田泰光のチェンジアップ人生論」(豊田泰光)

私は現役で見ていないんだけど、西鉄ライオンズの全盛時の強打者、野球解説者としても有名な豊田泰光氏。首位打者も獲っているんだよね。氏が語る「運を呼ぶためのコツ」とは?そのエッセンスを紹介しよう。 ・名将・三原脩監督の言葉で私が一番好きなのは、…

「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午)

ウチ(SA)のスタッフから紹介されて読みました。…参った…。ラストにやられた…どんでん返しだあ…! 時系列と登場人物の全体像がつかみにくいのだけれど、後半でバシッと謎解きがっ!えっ、そうだったの−!? 「「何でもやってやろう屋」を自称する元私立探偵…

「2階から卵を割らずに落とす方法 科学の歴史を実験で振り返る本」

タイトルにドキッとして読んでみました。「2階から卵を割らずに落とす方法」ってどうやるんだと思う?わかるかな?わかんねえだろうなあ…!?(松鶴家千とせふうに) 「歴史的なエピソードとその背後に隠れている科学、それを追体験する実験をセットで紹介。本…

「青の炎」(貴志祐介)

「日本ミステリー史に残る感動の名作」というキャッチフレーズに惹かれて読みました。確かに…静かな感動…切ない…。愛の形がこんな犯罪に結びつくだなんて…。(T_T) 「櫛森秀一は、湘南の高校に通う十七歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との三人暮…

「声」は見た目よりものをいう(竹内一郎)

数年前にブレイクした竹内一郎氏の「人は見た目が9割」。さてこの本は、言葉の中身よりも「声」の重要性について綴った本。そのエッセンスを紹介しよう。 ・「声の優しい人」「声の綺麗な人」が人に好かれる傾向が高いことは、誰しも心当たりがあるでしょう…

「必殺技の戦後史 昭和〜平成ヒーロー列伝」(細谷正充)

この本は、オモシロイ!なぜか日本人にはおなじみの「必殺技」!その歴史を振り返ることによる日本人論。そのエッセンスを紹介しよう。 ・世界的に見て例がないほど、日本のエンターテインメントには必殺技が多い。なぜ日本人は、これほど必殺技を受容してき…

GOURMET〜立ち飲みの名店!…「づめかん 門前仲町店」

生クリアアサヒ 260円 づめかん 門前仲町店 東京都江東区富岡1-13-14 03-3642-1197 15:00〜23:45 無休 私が愛してやまない、立ち飲み屋。(・∀・)!門前仲町で名店に出会いました。それがココ、「づめかん」。確か、行徳にもあったよね? GOURMET〜東西線最強…

「小さいおじさん」(尾崎英子)

数年前からテレビのバラエティ番組で登場する都市伝説「小さいおじさん」。(・∀・)果たして「小さいおじさん」は実在するのだろうか!?じつはそれをモチーフにした小説は存在しているのだ。そのエッセンスを紹介しよう。 「中学二年のときに同じクラスだっ…

「この一冊で東京の地理がわかる!」(正井泰夫)

街歩きと地理が大好きな私。これ一冊で東京がわかっちゃうなんて!こりゃ読まずにいられない!そのエッセンスを紹介しよう。 ・江戸きっての歓楽街だった吉原の歴史は、現在の人形町あたり、元吉原に始まる。1619年、葺屋町東側で遊女家業を始めた江戸唯一の…

「翼がくれた心が熱くなるいい話」(志賀内泰弘)

経営破綻からあっという間に業績が回復したJAL。さすが稲盛会長の経営手腕っ!(゜o゜)!この本は、そのJAL再生に隠れた心あたたまるエピソード。中でも最も心に残った話を紹介しよう。 ・今、羽田空港のJAL搭乗カウンターには、ストローが常備されている。そ…

「70年代小学生歳時記 ぼくらの年中行事」(初見健一)

いや〜この本は、懐かしくて懐かしくて、涙ちょちょぎれそう…感動した!(T_T)70年代に子供時代を迎えた人は、私と同じような感想をいだくだろう。そのエッセンスを紹介しよう。 ・74年には「空前のベストセラー」となった二冊の本、小松左京「日本沈没」と五…

「あぶさん」になった男 酒豪の強打者・永淵洋三伝(澤宮優)

私の大好きな野球漫画家、水島新司氏。(・∀・)その代表作である「あぶさん」にはモデルがいた! 投げて、打って、走って、飲む。プロ野球がもっとも豪快で魅力的だった時代を駆け抜けた男・永渕洋三の型破りな伝説を追う、本格スポーツノンフィクション。その…

「闇の支配者に握り潰された世界を救う技術」(ベンジャミン・フルフ

早くも今年のベスト3に入る本に出会いました!いや〜スゴイっ!!!(゜o゜)!!! 「ガンが完治する治療法、寿命を千歳まで延ばす技術、水で走る車、記憶力を飛躍的に高める薬、海水を真水に変える装置、地球上を瞬時に移動するマシン」こうした画期的な技…

GOURMET〜スゴイ!煮干しラーメン!「ラーメン凪」(渋谷)

特製煮干しラーメン(並・中・大)1,000円 ラーメン凪 煮干王 渋谷店 渋谷区渋谷3−7−2 03-6427-4558 11:00〜翌1:00 無休 http://www.nagi.tokyo/ 日本全国ご当地ラーメン数々あれど、インパクトがあるのが青森の煮干しラーメンだね。(・∀・)青森出身の友…

「芸人 その世界」(永六輔)

最近はずっとお笑いブームというか芸人ブームだよね。テレビで見ない日はないよね。私が好きだった芸人は、なんといっても、昭和の爆笑王・初代林家三平だね。さて、この本。著者、永六輔氏の「仕事の原点」となった芸人の言行録。その代表的な言葉を紹介し…

「カフェと日本人」(高井尚之)

毎日のようにお世話になっている喫茶店、カフェ。(・∀・)最近では、コンビニで税込み100円で美味しいコーヒーが買える時代になったけどやっぱりゆっくりくつろぎたいよねえ。やっぱり禁煙のお店じゃないとイヤだなあ!さて、この本は日本のカフェの歴史と文…

「教科書には載っていない!戦前の日本」(武田知弘)

今年は、2015年=平成27年、昭和でいうと昭和90年で、戦後70年になるんだよね。(・∀・) さて、「今から70年前、日本はまるで別の国だった…。 国会にはヤクザの親分議員がいて、街では政府公認で売春が行なわれている。薬局に行けばモルヒネや覚せい剤が手に…

「人生と経営はタクシー運転手が教えてくれる」(小宮一慶)

ときどきお世話になるタクシー。(・∀・)!ありがたいよね。 この本の著者、経営コンサルタントの小宮一慶氏は、全国津々浦々の顧問先を訪問するなか、年間200回以上、これまで2000人をゆうに超える運転手さんたちに出会ってきたのだとか。そのタクシーのなか…

「22世紀への伝言」(小林正観)

4年前に亡くなった小林正観さん。大好きでした。実際にお会いしたのは一回だけだったけど、講演テープや著作は何度読み返したか分からないくらい反復した。 正観さんの記念すべき第一作目の本がコレ。最初の出版社の弘園社は、社長がこの本を作るために出版…

GOURMET〜あの吉野家で飲もう!…「吉呑み」(神田)

生ビール 300円 牛すじ煮込み 350円 ハムポテト 240円 吉呑み(吉野家 JR神田駅店) 東京都千代田区鍛冶町2-13-26 03-5298-5036 平日17:00 〜 22:30 ラストオーダー【おつまみ】22:10【ドリンク】22:15 http://www.yoshinoya.com/yoshinomi.html 年末に吉野…

「日本人が知っておきたいアフリカ53ヵ国のすべて」(平野克己監修)

この地球上で初めて人類が誕生したといわれるアフリカ大陸。私たちはどれほど知っているだろうか!? 「広大な土地に10億人を擁する未知なる大陸、アフリカ。本書では、いま世界中が熱い視線を送るこの“超大陸”の経済、資源から歴史、民族までを国別に徹底解…

「お箸の秘密」(三田村有純)

私のカバンに常に入っているのが五角形の「マイ箸」。もう使い続けて20年くらいになるだろうか。割り箸を出さないお店でも常に使っている。それはわたしなりのこだわりがあるからなのだが、さて、この本。そんな箸のヒミツが隠されているのだ。そのエッセン…

「マスカレード・イブ」(東野圭吾)

全作品を読破している東野圭吾氏。(・∀・)最新作は期待を裏切らないよー! 「ホテル・コルテシア大阪で働く山岸尚美は、ある客たちの仮面に気づく。一方、東京で発生した殺人事件の捜査に当たる新田浩介は、一人の男に目をつけた。事件の夜、男は大阪にいた…

「5人の落語家が語る ザ・前座修業」(稲田和浩・守田梢路)

中学生の時、部活は野球部、クラブ活動は落語クラブだった。文化祭で「疝気の虫」「ろくろっ首」など演じたような記憶がある。そして最も夢中になったのが、昭和の爆笑王、林家三平師匠! 観客を巻き込むダイナマイトのような笑いが今でも忘れられない。 さ…

GOURMET〜ナント!生姜焼き定食専門店!…「笑姜や」(江古田)

生姜焼き定食(ご飯・味噌汁・浅漬け付き) 各560円 生姜焼き定食専門店 笑姜や 東京都練馬区栄町4-10 03-3557-0313 11:00〜22:00 日祝休 http://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13146940/ 学生の街、江古田。日大芸術学部などがあることで有名だけど、個…

「日本人の恩を忘れた中国人・韓国人の「心の闇」」(呉善花・黄文雄

2015年もあっという間に5日目。ようやく仕事がスタートするね。ワクワク!(・ω さて、本書。韓国、中国、台湾出身の三氏(呉善花氏・石平氏・黄文雄氏)の論客揃い踏み。今年はこの三つの国に関係が良くなるといいよね。そのエッセンスを紹介しよう。 ・日…

「戦士の休息」(落合博満)

年末年始、久しぶりにのんびりしています。そう、この本のタイトル通り「戦士の休息」だね。 「三度の三冠王を獲った、元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏は、筋金入りの映画ファンだった! 三船敏郎から『アベンジャーズ』まで「最高の娯楽」である映画を語り…

「オレとO・N」(野村克也)

私が子どもの頃のスーパースターといえば、長嶋茂雄、王貞治のONコンビだ。(・∀・)しかし、今の若い人は、この二人がいかに偉大だったかを知らない人も多い!これは野球界の損失である!そして今、天下のONの打撃論・監督論を語れるのは、そのような多くの戦…

「作家のごちそう帖 悪食・鯨飲・甘食・粗食」(大元泉)

お正月はいいねえ。飲み食いしてのんびりしてテレビを観てボケーッとして仕事始めの充電をするのはタマラナイよね。 さて、飲み食いネタのこの本。「作家の日記や随筆、遺族やまわりに人たちの回想文等を読むと、食べものへの奇妙な嗜好やこだわりが作家にあ…