「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「70年代小学生歳時記 ぼくらの年中行事」(初見健一)

いや〜この本は、懐かしくて懐かしくて、涙ちょちょぎれそう…感動した!(T_T)

70年代に子供時代を迎えた人は、私と同じような感想をいだくだろう。そのエッセンスを紹介しよう。


・74年には「空前のベストセラー」となった二冊の本、小松左京日本沈没五島勉ノストラダムスの大予言によって、大人も子どもも巻き込む大きな社会現象となっていった。


ウルトラマン」「仮面ライダー」「マジンガーZ」という「ヒーロー三本柱」の各シリーズが、それぞれ以前ほどの人気を得られず、アレコレと試行錯誤をしていて、しかもそれらのテコ入れがわりと裏目に出ている…というややこしい時期だったと思う。


8時だョ!全員集合ドリフターズから荒井注が抜け、志村けんが加入したのも74年だ。「がんばれ!!ロボコン」「宇宙戦艦ヤマト」「アルプスの少女ハイジなどが人気を博していた。


「超合金シリーズ」「ミクロマン」「ゲイラカイト」「ローラースルーGOGO」「モンチッチ」「オセロ」。キティちゃんが誕生したのも74年。


・この年に大ブレイクした山口百恵。当時、周囲ではなぜか桜田淳子山口百恵の見分けがつかない」という子が多く、僕らは「笑っているのが桜田淳子、笑わないのが山口百恵という区別のしかたをしていた。西城秀樹「傷だらけのローラ」、郷ひろみよろしく哀愁」、沢田研二「追憶」、アグネス・チャンの「小さな恋の物語」、リンリン・ランラン「恋のインディアン人形」フィンガー5恋のダイヤル6700」「学園天国」「恋のアメリカン・フットボール


その他、「グルービーケース」「通学路の物売り〜スピログラフ(歯車をクルクル回しながら幾何学模様を書く定規)」「科学と学習」「光化学スモッグ」「ラジオ体操出席カード」「変身サイボーグ1号」「初めてのバレンタインデー」「電子ブロック」「伊藤一葉」など。


どのページも懐かしい思い出。超オススメです。(・∀・)!