「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「日本人が知っておきたいアフリカ53ヵ国のすべて」(平野克己監修)

この地球上で初めて人類が誕生したといわれるアフリカ大陸。私たちはどれほど知っているだろうか!?

広大な土地に10億人を擁する未知なる大陸、アフリカ。本書では、いま世界中が熱い視線を送るこの“超大陸”の経済、資源から歴史、民族までを国別に徹底解説」そのエッセンスを紹介しよう。


・アフリカが抱える問題は多いが、やはり第一に挙げられるのは経済面だろう。2010年現在、アフリカ諸国のなかで政府開発援助(ODA)を必要とする国家は、なんと53ヵ国すべてである。


乳幼児の死亡率は15〜20%(先進国では0.5%以下)死因は急性呼吸器感染症や下痢、マラリア、はしかなどが多く、医療環境さえ整えば防げるものが大半だ。また、「運よく」成長することができたとしても、長生きできるとは限らない。平均寿命が50歳未満の国は10ヵ国を超えているのだ。


【東アフリカ地域に残る悪しき習慣「アルビノ狩り」】


アルビノとは先天的な色素異常によって肌が白くなる症状で、なぜか東アフリカに患者が多い。東アフリカのシャーマンたちはアルビノの人肉は幸福をもたらす」と考え、あろうことか「薬の材料」として高値で取引している。一節によれば、五体満足のアルビノは八万ドルで売買されるそうで、これは同国の平均年収の約180倍の額だ。このため、アルビノを狙った誘拐や殺人事件が東アフリカ地域を中心に多発している。つまり、アルビノ狩りはタンザニアだけでなく、東アフリカを中心とした地域全体の問題でもあるのだ。


その他、「世界でもっとも貧しい国、ブルンジ共和国」「世界一HIV感染率の高い国、スワジランド王国」「民族独自の通過儀礼、身体変工は一人前の証明」など。


うーん…この時代に日本に生まれたことってなんて幸せなことか!それにしてもアフリカの地名って「ン」から始まるのが案外多いんだよね。しりとりで勝つために知っておいた方がいいかも。オススメです。(・∀・)


「ンゴロンゴロ保全地域」
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