「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「戦士の休息」(落合博満)

年末年始、久しぶりにのんびりしています。そう、この本のタイトル通り「戦士の休息」だね。


「三度の三冠王を獲った、元中日ドラゴンズ監督の落合博満氏は、筋金入りの映画ファンだった! 三船敏郎から『アベンジャーズ』まで「最高の娯楽」である映画を語り尽くした痛快エッセイ」そのエッセンスを紹介しよう。


・昔から「趣味は何ですか?」と聞かれると、「特にありません」と答えてきたが、振り返ってみると、少年時代から現在に至るまで映画だけは常に近くにあったと言っていい。そんな私に映画について書いてほしいという。私自身の映画への思いを綴ってみたいと思う。


・高校時代の野球部を入退部を繰り返し、退部している期間のほとんどは、一人で映画館に通っていた。初めて観た映画はチキ・チキ・バン・バンだ。25歳でプロ野球選手になり365日24時間、常に野球についてあれこれ考え続ける生活の中でも、時間があれば映画館に足を運んだし、ビデオを借りてきてルームシアターにすることも少なくなかった。映画という存在が心地よかったのもある。そうやって自分なりに心身をリラックスさせる空間や時間を作っていたのかと思う。


・私は「今、この作品を観るべきか」という理由や理屈を抜きにして楽しんでいるのが映画である。そういう意味では、私にとって最高の娯楽であり、オフ・タイムと言える。自分は無趣味だと思っているが、「趣味は映画鑑賞です」と言う人よりも観ている作品数は多いのも確かだ。理由を問わず、じゃあ、観てみようか。映画は、私にとってそういう存在だ。


映画とは、大きく言えば人生の目印のようなものなのかもしれない。ある作品をどれくらの年齢で初めて観たのか。その作品を観た時、自分はどんな立場だったのか。そして、その時なぜその作品を選んだのか。時を経てその作品に再び触れた時、初めて観た記憶とともに、どんな自分だったのかも思い出せる人生の目的ではないか


野球の話はほとんどなく、映画のハナシ、というのもオモシロイ。落合さんオススメの映画、観てみよう!オススメです。(・ω<)