数年前からテレビのバラエティ番組で登場する都市伝説「小さいおじさん」。(・∀・)
果たして「小さいおじさん」は実在するのだろうか!?じつはそれをモチーフにした小説は存在しているのだ。そのエッセンスを紹介しよう。
「中学二年のときに同じクラスだった、28歳の女性三人。設計士として仕事と向き合いながらも、突如豹変した母親との関わりに悩む曜子。結婚し、娘を保育園に通わせる日々。幸せなはずなのになぜか満たされない紀子。優雅な実家暮らしだが、誰にも明かせない“秘密”を一人で抱えている朋美。仕事、家族、恋愛──同窓会で再会した三人の人生が交錯するとき、そこには神社に潜むという、あの不思議な小人がいて???」
・クラス会で朋美は、また訳のわからない発言をして注目を集めていた。何でも、近所の神社で人差し指サイズの人、それも白いランニングに白い股引という休日のおじさんスタイルの小人を見たのだという。何だよそれー、いるわけないじゃん、とみんなは騒ぎ立てた。「見間違いなのかなぁ……」と朋美は小首を傾けていた。
「ボイルドエッグズ新人賞」受賞作で、新人賞受賞作としては日本で初めて競争入札が行われ、複数社からの応札を経て刊行が決まった話題の作品。さあ、「小さいおじさん」は実在するのか?確かめて見て下さい。オススメです。(・∀・)