「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「カフェと日本人」(高井尚之)


毎日のようにお世話になっている茶店、カフェ。(・∀・)

最近では、コンビニで税込み100円で美味しいコーヒーが買える時代になったけどやっぱりゆっくりくつろぎたいよねえ。やっぱり禁煙のお店じゃないとイヤだなあ!

さて、この本は日本のカフェの歴史と文化を綴った本。日本人はやっぱりカフェが好きなのだ。そのエッセンスを紹介しよう。


・日本国内にあるカフェの店舗数は、最新の調査では70,454店(2012年)、最盛期の154,630店(1981年)の半数に落ち込んだが、それでも2014年現在で5万店超のコンビニの1.4倍だ。


・事前に注文するセルフ形式では店側から見て、お客と向き合う角度が違うのをご存知だろうか。大きく分けて、正面から注文を受けるスタイルと、ナナメから受けるスタイルがある。とくに大手チェーンでははっきりしており、「ナナメ受け」のセルフカフェ、「正面受け」のファストフードが一般的だ。


・コーヒーの発見と普及には諸説あるが、エチオピアのカルディというヤギ飼いの若者がヤギを追ううちに偶然コーヒーの実を見つけて食べた「カルディ伝説」が最も有名だ。時期ははっきりしていないが6世紀ごろと言われている。その後、コーヒーは13世紀末ごろにイスラム圏に秘薬として伝えられ、15世紀には、宗教上の理由で酒を禁じられていたイスラム教徒に嗜好品として広がったという。


その他、「100年以上続く国内最古の喫茶店はどこ?」「談話室滝沢」があった時代」「名曲喫茶シャンソン喫茶・ジャズ喫茶・歌声喫茶・ゴーゴー喫茶・ノーパン喫茶」「なぜ名古屋人は喫茶好き?」など。カフェのウンチク話が満載。もちろん、この本はカフェで読むのがオススメです。(・∀・)