一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「裏モノ見聞録 怪網倶楽部」(唐沢俊一)

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怪網倶楽部

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トリビアの泉の監修をしていた雑学博士の唐沢俊一さんの本は、どれもオモシロイ、オモシロすぎるっ!!! やっぱり真実は「表」じゃなくて「ウラ」にあるよね。そのエッセンスを紹介しちゃおう。

 
・ネット環境を整えてからこっち、私の頭脳はまるで巨大な知識のゴミためのようになってしまった感があった。こういうのを一般の日本語ではバカという。ネットを始めてバカの度合いが以前よりかなり大きくなった。
 
 
月刊いちかわ「市川讃歌」宗左近
 
「少女の乳首の尖きに富士とがり」(一番)「雲の崖に身を投げる少女の足裏」(二番)「尖がり始める少女の乳首の富士」(三番)というこのフェチックな単語の羅列。歌いおさめの「市川 垂直が世界 透明の 芯の芯」というフレーズも傑作だが、民音楽祭でこの歌が合唱されたとするならば、すばらしいハーモニーと共に、会場全体に「少女の乳首」というコトバが繰り返し響き渡ったことは確かだろう。その光景を脳裏に思い浮かべるだけで、私の胸は熱く妖しくときめくのである。
 
人生そのものを感じさせるのは、全く無名の、自分とは何の関係もない人々の死亡記事を読んだときの方である。赤の他人の死ではあるけれど、ほんの数行の記事のその裏には、数十年にわたる、この人なりの生きてきた世界、確立した価値観があったのだろうな、と思うとき、ふと、人の一生の意味というのはどこにあるのかというような虚無感にとらわれる。ちなみに、私が一番気に入っている(?)行旅死亡者の記録はこれである。
 
本籍・住所・氏名・年齢・性別不詳・所持金品等特になし。上記のものは、平成10年9月7日午前7時20分頃神戸市須磨区若宮町1丁目1番先(海中)で、右足の一部分のみの状態で発見されたものである死亡日は平成10年7月頃(推定)で、死因も不詳です。身元不明のため平成10年10月12日火葬に付し、遺骨は神戸市舞子墓園に保管しています。心当たりの方は、神戸市須磨区役所福祉部地域福祉課まで申し出て下さい。平成10年11月12日 神戸市 須磨区長 松田安修 
 
足首に“所持金品等特になし”と断り書きがあるところが、実にもって味がある。
 
・駅のキオスクに文庫本の棚があるが、出版業界人のはしくれとして、あの品揃いが長いこと疑問であった。友人によると「だいたい、キオスクで売れる文庫というのは、ほとんどがポルノ小説なんだよ。結婚したてだったり、小さい子供のいたりするサラリーマンにとって、ポルノは読みたくても読めない。彼らにとって帰宅の電車の中は、唯一、安心してポルノ小説を読める場所なんだ。で、読み終わったら、駅のゴミ箱に捨ててくれればいい。キオスクでの文庫売り上げはまずそのほとんどが、ポルノで占められている。一般の文庫は、それをゴマかすために並べられているに過ぎない、フェイク用なんだよ」
 
フランス文化用語辞典
 
行旅(こうりょ)死亡人データベース
 
『すごうた』
 
川上俊夫 政見放送 「ほーたるこい」
 
しょむ研泡沫ブログ 『しょむ系政治勢力研究会』
 
懐かしのAV女優
 
日本ちんこまんこ学会
 
おやじリンク
 
定説語辞典(ライフスペース高橋弘二グル)
 
顔出し看板展示館
 
シンクロニシティ・ウォッチング
 
やおい山脈雪割桜」「ねんねんクロロ」「大阪の筋肉女装ホモ」「だじゃれTV」「折紙日記」など。
 
オモシロすぎる!しばらくこの世界に浸っていたいっ!(笑)超オススメです!(・∀・)

 

 

 

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怪網倶楽部

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「ニッポン定番メニュー事始め」(澁川祐子)

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ニッポン定番メニュー事始め

ニッポン定番メニュー事始め

  • 作者:澁川 祐子
  • 発売日: 2013/09/02
  • メディア: 単行本
 

ふっとときどき思うことがある。今、食べているこの料理は、誰がいつ、どうやって、 誕生したのだろうか!?と。その疑問を解決してくれたのがこの本。

 

日本の定番となったメニューの歴史をたどり、それがいつ、どのように生まれて根づいていったのかを探る本「食の源流探訪」の書籍化 」そのエッセンスを紹介しよう。


私が子供の頃、ブロッコリーも水菜も食べたことがなかった。それが30数年のうちに、すっかりスーパーの売り場には欠かせない野菜になっていた。気がつけば、もとからあったような顔をして食卓の常連になっている。このことだけを例にとってみても、食を取り巻く状況は、人々が意識しないうちに移ろいでいることを感じずにいられない。


・本書は日本の定番となったメニューの歴史をたどり、それがいつ、どのように生まれて根づいていったのかを探る本である。文献によってできるだけ事実を明らかにしよう努めた、「元祖」とされる店から直接話は聞かない、という方針を立てた。実際には「元祖」ではないと考えられるケースもあった

 

「カレー」

 

日本で最も古いカレーのレシピは、1872(明治)5年に刊行された、啓学堂主人が書いたとされる『西洋料理指南』と、仮名垣魯文による『西洋料理通』に登場する。「カレー粉+小麦粉」という調理法は、本場インドのカレーには見られないものだ。アレンジを加えたのは、日本にカレーを伝えた国、イギリスである。杉浦日向子「江戸で発見!カレーライス隆盛の秘密」で、カレーライスが「国民食」として普及した背景には、江戸庶民が慣れ親しんだ2つの料理があるという。一つが、ごはんに汁物をぶっかける「ぶっかけ飯」。もう一つが、汁に小麦粉を混ぜ、それを麺にかける「あんかけ飯」、カレーライスは、この2つの料理を組み合わせた日本初の「あんかけごはん」であり、「江戸の汁かけご飯とあんかけ麺との過程にきた養子」なのではないか、と推察している。もしカレーが「カレー&ナン」の形でインドから直輸入されていたら、日本でこれほど定番メニューになあったかどうか。

 

「餃子」なぜ日本だけが餃子と言えば、焼き餃子を指すようになったのか

 

「牛丼」牛鍋のあとの残り汁をごはんにかけて食べたのが自然のなりゆき。

 

「インスタントラーメン」チキンラーメンの完成より3年前の1955(昭和30)年、松田産業(現・おやつカンパニー)が即席麺製品「味付中華麺」を売り出していたが商業的に失敗した。


冷やし中華中国料理ではなく、日本料理だという理由は、2つ。麺を水で洗う調理法であること、タレに酢を用いていること。

 

その他、ナポリタン」「コロッケ」「モンブラン」「しゃぶしゃぶ」「テリヤキバーガー」「ちゃんぽん」「オムライス」「メロンパン」「とんかつ」「肉じゃが」「中華まん」「クリームシチュー」「焼肉」「日本のアイス」「ドリア」「焼きそば」「ハヤシライス」「タコライス」「エビフライ」「あんぱん」「天丼」など。

 

そうだったのかあ〜!ドラマがあるね〜!感動的だね〜!これを知ってから食べるとありがたみがわかるよね〜!オススメです。(・∀・)

 

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ニッポン定番メニュー事始め

ニッポン定番メニュー事始め

  • 作者:澁川 祐子
  • 発売日: 2013/09/02
  • メディア: 単行本
 

 

「日本史のツボ」(本郷和人)

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日本史のツボ (文春新書)

日本史のツボ (文春新書)

 

年齢を重ねるたびに歴史に興味を持つようになるよね。今、歴史のテストをやったらいけっこうイイ点取れるかも!?(笑)(・∀・)

 

さてこの本は、わかりやすい!「日本の歴史を、時代ごとに細切れにするのではなく、通しで考えてみたい。ひとつのテーマを軸に、古代から近世、頑張って近代まで見通すことはできないか。そこで七つのテーマを選び、歴史の大きな流れを論じてみたいと思います。そのテーマは、天皇、宗教、土地、軍事、地域、女性、そして経済。この七つのテーマは互いに深く関連しあっている」そのツボとコツを紹介しよう。

 
天皇家では神道と仏教のとちらが重視されてきたか。これは間違いなく仏教です。単純な話、神官よりも僧侶の方が格段に位が高いのです。大喪の儀、すなわち天皇皇后などの葬儀も、聖武天皇から江戸末期までずっと仏式で行われていて、神式でやるのは明治以降のことだったのです。
 
鎌倉時代から明治維新に至るまで、日本の政権を握っていたのは武士と呼ばれる軍人だったことは紛れもない事実です。軍事的な安定、安全保障がどの程度確保されていたかが、その時代の政治や経済にも大きな影響を与える。これは昔も今も変わりません。まず軍事を大きく戦術、戦略、兵站(へいたん)の3つに分けることにしましょう。個々の合戦や城郭のあり方、陣形の敷き方などの当たるのが戦術ですが、これは、その時代の技術力と深く結びついています。兵器、土木建築、用兵をはじめとして、地理、気象などに至る技術のあり方が、そこから見えてきます。
 
さらに兵站ロジスティクスとなると、今度は経済と密接に関係します。「いかに兵隊さんを食わせるか」人を抱え、彼らに必要な装備を与えて、十分に食べさせて養わなければならない。その意味で常備軍というものは、大変にコストがかかる。本当の意味で、兵隊をいかに食わせて戦わせるかというテーマを論じますが、兵站の天才といえるのが秀吉でしょう。だから大量の軍勢を動員することができたわけです。逆に言うと、兵站がしっかりしていないと、たとえば何万人といった大規模の軍事行動は不可能です。そして兵站を整えるには、それを支える経済力が必要になってくる。経済を発展させるのは、多くの民を安心して働かせなくてはならない。ここで統治=民政の問題につながります。つまり軍事史を学ぶとは、その背後にある政治、外交、経済のあり方を学ぶことなのです。
 
私たちはしばしば「日本は古代よりひとつの言語を使い、ひとつの政権が支配し、ひとつの歴史を共有する、ひとつの国家だった」と思いがちです。しかし、本当にそうなのか?私は歴史を見ていく上で、このひとつの日本」はどうも疑わしいのではないか、と考えてきました。関東と畿内はかなり別々の歴史を歩いてきたのではないか。さらにいえば、東北地方はかなり時代を下るまで、別の中央政権が考える「わが国j」の範囲に入っていない可能性があります。
 
・「日本は昔から女性の地位が低かった」と批判されるときの「昔」とは、相当の部分、江戸時代を指していて、それ以外の時代には、女性はその時代なりの地位を占め、影響力を発揮していた、といえるでしょう。なぜ江戸時代になって女性の地位は低下したのか?ひとつには儒教の影響が強まったことが挙げられるでしょう。

 

これ、続編が読みたいなあ!いままでの歴史のとらえ方が変わる!オススメです。(・∀・)

 

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日本史のツボ (文春新書)

日本史のツボ (文春新書)

 

 

「お坊さんが困る仏教の話」(村井幸三)

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お坊さんが困る仏教の話 (新潮新書)

お坊さんが困る仏教の話 (新潮新書)

  • 作者:村井 幸三
  • 発売日: 2007/03/01
  • メディア: 新書
 

保険屋さんが困る保険の話。セミナー屋さんが困るセミナーの話。飲食店が困る飲食店の話などの裏話ってオモシロいよねー!(笑)どこかでお話したいなあー!(笑)(・∀・)

 

さてこの本は、お坊さんが困る仏教の話だよー!「釈迦仏教は葬儀と無関係。大乗仏教は釈迦仏教にあらず。各種の儀礼道教儒教からの拝借。お経は葬儀用に書かれたものではない。中国で創作されたお経も少なくない。往生と成仏は異なる。死後戒名は江戸幕府の押し付け。永代供養は「永代」ではない。仏教界にも「勝ち組」と「負け組」がある。…お寺やお坊さんにとって都合の悪い話にも遠慮なく触れ、仏教の基本と歴史をわかりやすく解説する」そのエッセンスを紹介しよう。

 
「神」という文字は、正確にはカミと書くべきかもしれません。カミという言葉の成立はかなり早かったよで、神と当て字されるのは、仏教の伝来より少し早い時代と考えられます。日本国語大辞典とひくと「上」「上身」「陰身(かくりみ)」「鏡」「香見」など、13もの語源説が紹介されています。ほとんどの神社のご神体は鏡です。中には現在も山とか岩、あるいは滝など、自然そのままをご神体をしている神社も少なくありません。
 
538(欽明天皇7)年、朝鮮半島百済聖明王から、釈迦の仏像とお経三巻が届きました。仏教の来日です。当時の我が国はまだかなりの後進国で、朝廷の宮殿でさえ草葺という時代で、受け取って驚いたのは、黄金色に輝く仏像のまぶしさと、異国のカミが人間の形をしていたことでした。聖明王は仏像に添えてこの仏は国の平安を護ることに格別のご利益があります」というメッセージも届けて来ました。当時の仏教が持つと信じられていた大きな力は、国の平穏無事を護ることだったのです。
 
「鑑真はなぜ来日したのか」「大天才竜樹の大乗仏教の理論」「浄土教西方浄土」など。
 
いいなあ……鑑真和上の来日の話は、何度聞いても胸を打つねえ……ありがたいなあ……仏教は深いなあ!オススメです。(・∀・)

 

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お坊さんが困る仏教の話 (新潮新書)

お坊さんが困る仏教の話 (新潮新書)

  • 作者:村井 幸三
  • 発売日: 2007/03/01
  • メディア: 新書
 

 

「出禁上等!」(ゲッツ板谷)

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出禁上等! (角川文庫)

出禁上等! (角川文庫)

 

 

いいなあ……GWって……サイコーだなあ……溜まっているシゴトもしばし、お休みして。魂を磨くというかココロのチューニングを合わせる。4日ぶりに家で寝ましたっ!(笑)いいなあ!そんなときはアタマを使わないこの本だあっ!

 

劇団四季東京地裁あややのコンサート、浅草サンバカーニバル、NHKの青春メッセージなど話題のスポットをアポなし取材! 歯に衣着せぬ毒舌とギャグ満載の爆笑ガチンコルポ見参!」そのエッセンスを紹介しよう。
 
ほら、ボキって元ヤンでしょ。その上、バカのスットコドッコイでしょ。だから、みんなが演劇を鑑賞したり、バンドのコンサートに行ったり、面白そうなイベントに顔を出したりって文化的な生活を送ってる春期の頃に、シンナーを吸うか、ズベ公のケツを追いかけるか、生意気な奴にケンカを売るか、地元の悪友とバカ話をして笑ってるかか…ってことぐらいしかしてなかったんスよ。マブな話。だからイベントやコンサートに対して異常に腰が重いっつーより、その存在自体に気づいてなかったわけでね。
 
・「何だよっ、親父。人の仕事部屋に勝手に入ってくるんじゃねえよ!」
「…なあ、俺の甘栗しらねえか?」
「そんなもん知るかよっ!とにかく今、締め切りを3日も過ぎてる単行本の『はじめに』を書いてんだから集中させてくれよ!!」
「なんだ、今度の本は、“はじめ”って奴が主人公なのか?」
「違うよっ!!いいきゃらっ、とっとと出ていけえええ〜っ!!」
「………上手く説明できねえんだけど、やっぱり俺って一番飼いたい魚はタナゴなのかな」
「……」
 
・「おいっ、今さっき『SPA!』のシンボ君から電話があって、明日、アミューダ光子の博物園を取材するから、銀座の有楽町マ…マヨネーズぅ?とにかく、そこの古時計の前に2時に来いとさ」そう言うケンちゃん(親父)。
 
アミューダミツコ?つまり、その人は「アミューダ光子」というハーフなのか?まあ、有楽町のマヨネーズの古時計という多分有楽町マリオンの大時計のことだろう。(相田みつを美術館だった)
 
中谷彰宏の本を読む」「英会話カフェに潜入」「ユーミンのライブを観る」「秋葉原オタクショップに突撃」「宝塚歌劇を鑑賞する」「本所防災館で防災体験」など。

 

いいなあ!このノリ。ワタシもアポ無し取材やってみたいなあー!オススメです。(・∀・)

 

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出禁上等! (角川文庫)

出禁上等! (角川文庫)

 

 

「SMAPと、とあるファンの物語 ーあの頃の未来に私たちは立ってはいないけどー」(乗田綾子)

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SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-

SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-

  • 作者:乗田 綾子
  • 発売日: 2017/09/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

この本は、いいよお〜!タイトルだけで読む気がなかったんだけど(笑)、読み進めるたびにその内容に吸い込まれていった〜!とくにザ・ベストテンを見ていた世代にはその時代とアイドルの変遷の動きがわかる!

 

「学者や評論家では到達できなかった“アイドル文学"の金字塔!転校を繰り返し、不登校にもなってしまった。思い焦がれた上京は、失敗した。生まれた町に、思い出の影すら残っていない。誰だって、願ったとおりの現実を生きるのは難しい。だけど。小学校低学年から30歳に至るまで、とある女性の人生に“ずっと"寄り添っていたのは、父でも友人でも恋人でもなく、アイドルだった。雑誌やテレビ、ラジオでのSMAPの発言や行動から彼らの足跡を丁寧に振り返りつつ、同じ時代を生きたファンの目線とその思い出から“アイドルとしてSMAP"の意味と意義を読み解く、著者渾身の一冊」そのエッセンスを紹介しよう。
 
ザ・ベストテンは、なぜこの1989年に終わらなければならなかったのだろうか。番組プロデューサーの山田修爾によれば一番大きかったのは三位一体の構図の崩壊」であったという。「出演する歌手」「応援したい視聴者」「番組スタッフの意識」が「三位一体」のバランスとなって働いており、それが「ベストテン」の質を向上させ、高視聴率の源になっていた。しかし1980年代後半になると、そのバランスが少しずつ崩れていったのだという。好景気の波と同時に訪れたライブ文化やCDの普及は、歌手や音楽をより身近なものへと進化させ、その結果視聴者サイドは歌番組にリクエストを送るよりも、自室でのCD再生や直接ライブへ通うことに楽しみを見いだすようになった。
 
特に80年代後半からブームが起き始めていたロックバンドはその傾向が顕著に現れ、リクエストがあっても出演しないという、人気があってもテレビで見られないケースがだんだん増えていくことになる。そして決して一番組だけの問題ではなく、昭和から平成に変わりゆくこの時代にあった全ての歌番組に等しく共有されていたものだった。それは「ベストテン」の最終回からわずか半年後の1990年3月に21年続いた歌番組「トップテン」シリーズ(日本テレビ)が、さらに同年秋には約22年続いた「夜のヒットスタジオ」(フジテレビ)がそれぞれの長い歴史に自ら幕を下ろしたことが、語らずとも全てを表している。ではこれらの意識変化と歌番組消滅は、アイドルたちにとって、一体何を意味していたのか
 
1989年「今、キミのヒーローは?」横浜博覧会の小学生30人に聞いて回った結果」
1位・光GENJI 2位・孫悟空 3位・ドラえもん 当時人気の西武ライオンズ清原和博を抑え、さらにドラゴンボール孫悟空にもなんとダブルスコアで圧勝している。
 
1990年の時点で、すでにオリコン年間TOP10から10代のアイドル歌手は消えている。人はこれを「アイドル冬の時代」と呼ぶ。それはアイドルに「脱皮」が強く求められていた時代だった。そんな折、アイドルグループ・SMAPは、CDSデビューを迎えたのである。
 

中居正広のジャニーズの出会いは、感動的だね〜!すごいなあ!いいなあ!あの頃に帰りたいなあ。オススメです。(・∀・)

 

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SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-

SMAPと、とあるファンの物語 -あの頃の未来に私たちは立ってはいないけど-

  • 作者:乗田 綾子
  • 発売日: 2017/09/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

「ラー油とハイボール 時代の空気は「食」でつかむ」(子安大輔)

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ハイボールがブームになってもう何年くらいだろう!?あっという間に飲み屋のレギュラーメンバーになったよね。 そして食べるラー油」。桃屋で働いている友人に根回ししても手に入らないくらいブームだったよね〜!(・∀・)

 
さてこの本。「「食」に関する様々な現象を読み解くと、人々の心理的変化が見えてくる。ハイボールはなぜ大ヒットしたのか。「食べるラー油」を生み出した、「ずらし」の発想とは何か。飲み放題で店が儲かる仕組みとは――飲食業界のコンサルタントとして活躍する著者によるクリアーな分析から次々浮かび上がるのは、あらゆるビジネスに通じるロジックと発想法である。おいしくておもしろい、舌と脳に爽快な刺激を与える一冊」そのエッセンスを紹介しよう。
 
・本書の狙いは、単に食の最新トレンドを伝えることではありません。食に関して現在起こっている現象を読み解いていくと、その背後には、いつの間にか起こっていた人々の心理的な変化が潜んでいることがあります。生きていく上で避けては通れない「食」というものを通じて、私たちの「今」を見ていくことにしましょう。
 
「若者のビール離れ」が話題に上ることもありますが、ビールの後の二杯目に何を飲むかという点ですなぜ一部の中高年男性はウーロンハイ、レモンサワー、焼酎水割りを飲んでいるのか。一つには、飽きることなくダラダラと飲み続けられるからという理由がありそうです。ある種の「惰性飲用」とでもいえるかもしれません。その意味では「ビールの後の二杯目」というポジションには、生活者から強く支持されているアイテムがあるわけではなく、マーケティング的にはチャンスが隠れていると言えるでしょう。そこに、活きの良い新参者として入り込んだからというのも、ヒットの大きな要因であるように思います。
 
奇跡のリンゴ」の木村さんのリンゴは何が優れているのか。それはストーリーです。リンゴとともに木村さんの人生論や人生哲学までをもしみじみと味わっているというわけです。AKB48もコンセプトの「会いに行けるアイドル」という親近感や、秋葉原の街との相性の良さなどが挙げられるでしょう。エルメスのバッグ、シャネルの香水、ザ・リッツ・カールトンホテルのサービスなどでは、どんな経緯で商品が誕生したのか、過去にどんなエピソードがあったのかなどがユーザーに共有されていることが多いものです。そしてこの方法論は、安心・安全という側面が重要な農産物にとっても、極めて有効なものになるはずです。他にも、生産者がブログを通じて畑の状況を日々更新して、生育状況や想いを発信していくことも非常に有効でしょう。
 
「自分はなぜこの商品を作っているのか」「この商品にはどんな想いが詰まっているのか」を生産者側はきちんと提示し、受け手もそれに納得して「だから自分はこの商品を買っている」という状況を作ることができれば、両者は強い絆で結ばれるはずです。
 
「売り切れです」が長所になるとき、夜に食べる「朝ごはん」とは、食べるラー油は「リミックス」の産物だ(「かける」→「食べる」への「ずらし」)など。

 

これからは何が流行るんだろう!?昔ながらの町中華」「街中華」がキているがするんだけどね〜!オススメです。(・∀・)

 

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