- 作者: 新人物往来社
- 出版社/メーカー: 新人物往来社
- 発売日: 2011/07/08
- メディア: 文庫
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昭和60年といえば、私は何をしていたんだろう…。大学三年か…。その中でも子供の頃、初めて新宿駅についた時の衝撃はいまだに忘れることができない。駅の大きさ、人混みの多さ、どこまでも続く構内、巨大なビル群…。そのエッセンスを紹介しよう。
当時の新宿は、茶屋がたった一軒あるだけの淋しい田舎であった。線路の測量や工事監督の人びとは、よくこの一軒屋の茶屋で昼の弁当を使った。「こんな淋しい田舎に山手線を敷いて、はたしてお客が何人乗るのだろうか。タヌキでも乗せる気かね…」こんな会話が聞かれたほどの田舎であった。当時の新聞記事によると、この日列車が三往復されたが、乗客は一人もいなかったと記載されいている。それから100年、一日平均乗降客が、129万7千人という日本一の駅に反映を誇っています。
江戸時代、甲州街道と青梅街道とが分かれるところで、新しく設けられた宿場であった。そして当時、関東奉行内藤修理亮清成の屋敷があったことから、内藤新宿と呼ばれていた。駅が開業された当時は、貨物集積地としてその利用が多かった。
その他、「新宿東口駅前広場の馬の水飲み場」「赤羽線は山手線の元祖」、「目黒区に国鉄の駅はない!?」など鉄道雑学が満載。こちらもぜひお読みください。オススメです。(^ム^)
TOPICS〜知ってた?…『 山手線29駅ストーリーと駅名ルーツ』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20091107