「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「ラジオ ご歓談!爆笑傑作選」(みうらじゅん×いとうせいこう)

 

この二人、いいなあ。みうらじゅんいとうせいこう。全部ひらがな。なんでもな「雑談」が面白すぎるっ!!!

 

「読めば、うっかりQOLが向上する。くだらない!の中の金言。話す嬉しさと、聞く楽しみ。「雑談」できる人がいるありがたさ──。おじいさんになりきれない2人が、社会を脱いで雑談する」そのエッセンスを紹介しよう。

 

なぜこんなに雑談するのか。しゃべれば脳が拡散的に刺激されてふだん考えないようなことを思いついてしまう。さてその雑談とはなんなのか。「黙っていると気まずい」「どちから眠ってしまうのは寂しい」から。みうらさんが昔からよく言う通り「人生は暇つぶし」のようです。暇を持て余すと悩みが生じます。気持ちが暗くもなる。それを皆さん、誰かと共に乗り越える切実な方法が「雑談」なのです。今、思いついたので今書いてみました。

 
・「モチベーションは「餅ベーション」ってなるわけで」「じゃあ伸びるよね。当然?」「当然、伸びるし、白いイメージもある」「お年寄りのノドに入っていくイメージあるよね」「ノドに詰まっちゃ餅ベーションも正月早々えらいことになるってね」
 
「シュミテクトもあれでしょ、歯にしゅみてるから」「歯にしゅみてるから、シュミテクトじゃないでしょ。違うの?」
 
・「昔、リンスってそんなの普及してなかったでしょ。オレ、初めて彼女と旅行したとき、ホテルの洗面所に彼女がチューブに入ったリンスを置いてたんですよ。当然、存在すら知らなかったし、てっきり歯みがき用のものかなと思って歯ブラシにつけてしばらく歯磨いたんだよ。ちっとも泡立たないし、口の中がさヌルヌルしてきてさ。
 
・「人はさあ、笑ったときに「アハハハハハハ!」って言いながら手を叩くでしょ。アレってたぶんゴリラのドラミングみたいな修正なんじゃないかなと思うのよ」
 
・「包茎矯正用ビガーパンツを穿いてると、おのずと剥けるとでも言いたいようでさ」「だってビガーパンツは、当然あそこをビガーにするっていう意味でしょ」「ビガーって苦いって意味じゃなかったっけ?」「ビターでしょ、それ!」「そっか(笑)苦くしてどうするんだろうな」
 
・「鑑真のことは渡来人とも帰化人とも言わないでしょ?」「そうだねえ」「それ不思議なことない?もうキャラが絶ちすぎちゃってる人物の場合は、どうでもよくなるのかねぇ」「鑑真レベルになると、もう国とか言ってられないんだろうね」「なるほどね。「職業はなんですか?」」って聞かれたときに「鑑真です」って言うようなもんか」「そうね、「職業、自分」って言えるタイプだよね」
 
・「今は「おいら」はたけしさんだね」「(石原)裕次郎さんはやっぱり「僕」とか「俺」であってほしいときに、なぜか「おいら」っつてんだよね」「あと轟二郎さんがよく言ってた「ボキ」。」「あった!あれはすごい勇気がいるギャグだと思うのよ」「勇気いる(笑)」「でも、「ボキ」は、あの人だけのものとして成立してたよね」「あのあと「ボキ」を引き継いだ人はいないしね」「いやあ「ボキ」二代目はいないでしょう」「簿記検定っていうのは聞いたことあるけどね」
 

笑えるなー!雑談大好き!これにワタシも交えて対談したいわー!超オススメです。(^^)