「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「JR東海道線・横須賀線沿線の不思議と謎」(松本典久)

 


JR東海道線・横須賀線沿線の不思議と謎 東京近郊編 (じっぴコンパクト新書)


子どもの頃は、小田急を利用していた。東海道線国鉄だし、高いし、東京に行くなら小田急だよね、もちろんロマンスカーなど乗ったこともなかった。(笑)今は、実家に帰省する時に使うのが東海道線。そして国府津御殿場線に乗り換えて「上大井」駅というルート。


さてこの本。なじみのある東海道線」と「横須賀線」沿線の雑学本。「日本で最初に開業した新橋〜横浜間の鉄道をルーツに持つ東海道本線。今なお上野東京ラインの開通など利便性の向上が続けられています。物流の大動脈でもある東海道本線と、通勤通学需要の旺盛な横須賀線、それらと直通する湘南新宿ラインも含めて、東京近郊の区間の駅と歴史に迫ります。相模鉄道との直通計画もあり、まだまだ開発は止まらない」そのエッセンスを紹介しよう。


Suicaで東京から乗り「沼津」でタッチして降りようとするとエラーになり、精算窓口で現金で支払わなくてはならない。到着のたびに窓口が混み合って待ち合わせ時間に遅れることもあるので要注意である。面倒でもはじめから乗車券を購入して乗車するほうがよい。じつはまだ発展途上であるのだ。JR東日本JR東海の接点は「熱海駅」だ。


・開業当初一日9往復だった「新橋」〜「横浜」間の運行は、150年近くたった今日、東京〜横浜間は私鉄の京急、東急あわせて一日2500本も走っている。


・当初「新橋」〜「神戸」間の直通旅客列車は一日1往復しかなく、下り20時間5分、上り20時間10分で結んだ。


・「100年以上も争い続ける東海道線VS京急」「品川」〜「横浜」間は所要時間はどちらも最短18分。運賃はJR東日本が290円、京急が300円。じつはJRは特定区間運賃を踏襲しており、通常の運賃で計算すると390円となる。


「川崎」→1872年、「品川」「横浜」駅に次いで、日本に3番目の鉄道駅として開業。


「大船」→日本で最初にサンドウィッチの駅弁を出したのが1898(明治31)年大船軒である。


「平塚」→ 一日当たりの平均乗車人員は6万1844人。東海道本線の単独駅としては数多い。


「二宮」→1902(明治35)年、東海道本線の駅として開業。その4年後には「二宮」駅から「秦野」駅を結ぶ湘南馬車鉄道も開通したが、30年弱の期間を経て廃止の運命をたどった。


・「国府津」→東海道本線初めて駅弁が販売されたのは「国府津」駅である。東海道線が「御殿場」経由で運転されていた時代、すべての列車が停車した。これを商機としたのだ。開業の翌年、当時、駅前の旅館(現・東華軒)を経営していた飯沼ヒデが、宿泊客であった国鉄高官に掛け合って、駅弁の販売許可を取り付けたという。当初は握り飯に香の物を添えて、それを竹の皮に包んで5銭で売ったという。その後、駅弁を載せた木箱を首からぶら下げてホームで売り歩く「立ち売り」のスタイルを、日本でいち早く採り入れたことでも知られる。一日当たりの平均乗車人員は6067人で、微減傾向にあり、「辻堂」「大磯」「二宮」「鴨宮」駅より少ない数字である。


「東京駅に11〜13番線がないのはなぜ?」など。鉄道雑学ってオモシロイ!鉄道ファン必読。オススメです。(・∀・)


 


JR東海道線・横須賀線沿線の不思議と謎 東京近郊編 (じっぴコンパクト新書)