一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「鉄道でゆく凸凹地形の旅」(今尾恵介)

  


鉄道でゆく凸凹地形の旅 (朝日新書)


東京に初めてやってきた中学生の頃、地下鉄に乗った。もちろん初めて。その時、銀座線の渋谷駅丸ノ内線四ツ谷駅を見て思った。「地下鉄じゃないじゃん!「地上鉄」じゃん!」(笑)そう、東京は凸凹地形なのだ!(笑)


都内・観光地の有名路線を中心に、困難な凸凹地形をどのように電車が走っているのかを徹底的に検証。さらに急勾配やカーブを乗車しながら楽しめるポイントを伝授していく。普段何気なく乗っている電車の見方が180度変わる一冊」そのエッセンスを紹介しよう。


日本という国は「狭い」と思い込んでいる人が多いけれど、世界の約200カ国の中では約60番目に広い国である。中国やロシア、アメリカなど超大型の国々に取り囲まれているせいか、日本人はだいぶ自国の面積を過小に評価しているようだ。ヨーロッパでも日本より広い国はスウェーデン、フランス、スペインのわずか3カ国だけ。


・加えて日本は国土が細長い列島を成しており、その外側に島嶼(とうしょ)広く散らばっているため、面積に比べて経緯度レベルの広がりは、ほとんど大陸国家に匹敵するといっても誇張ではない。そんな国土の津々浦々を結ぶ鉄道が変化に飛んでいるのは当たり前の話で、それらの地形に注目して車窓を楽しむのもまた一興であろう。


・明治に入って各地への計画された時にも、やはり大きな課題となったのは急峻な峠道にどうやって汽車を通すか、あるいはどうしたら難関を通さずに汽車を通り抜けさせられるか、ということであった。それまでの街道は人間や馬が通る規格で出来上がっており、峠道であればつづら折りの道などが当たり前であったら、大きく重い鉄道車両にそんなことをさせられない。そこで明治の若い技師たちは「鉄道の線路」というこれまで経験のない新しい構造物の勾配や曲線の規程を欧米から急速に学び、線路の設計技術を確立させていく


・現在では日本一(世界一とも言われる)の乗降客数を誇る新宿駅の昭和5(1930)年当時の所在地は東京府豊多摩郡淀橋町大字角筈字渡辺土手際4番地」で、いかにも田舎風を感じさせる渡辺土手際の地名は、江戸時代に渡辺図書助(ずしょのすけ)の屋敷をその土手があったことに由来する。


その他、「ひと味違う「山の地形」が望める車窓」「実は山あり谷ありの山手線」「峠越えする鉄道ー急勾配をどうするか」「神出鬼没 東京メトロ松の内線凸凹の旅」「知られざるジェットコースター・メトロ 都営地下鉄大江戸線」「鉄道カーブ名場面50選」「東京23区内 私鉄沿線地形散歩」「海岸の豊かな地形をゆく」など。


電車に乗るのが楽しくなる!青春18きっぷ」で旅したいなあ。オススメです。(・∀・)


  


鉄道でゆく凸凹地形の旅 (朝日新書)