- 作者: 深澤真紀
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 新書
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私が、気になる言葉ベスト3は、「よろしかったでしょうか?」、「○○円からお預かりします」、「こちらコーヒーになります」みなさんはどうかな?思い当たらない?
言葉は世につれ、世は言葉につれとは言うけれど…。(^^ゞ
第一線の編集者、コラムニストとして、「日本語の最前線」に居続ける著者が、気になる日本語とそこに隠された時代の心理を読み解く、「日本語の精神分析」とも言える、画期的な論考!簡単に読めるんだけど実に深い本だ!その代表的な言葉を紹介しよう!
・初対面なのに、「私って、コーヒー飲めない人じゃないですか」
・料理番組で、「じゃがいもの皮をむいてあげてください」
・仕事では、「○○ 社さんとは、いいお仕事をさせていただいてます」
・お寿司屋さんで、「この寿司、マジでヤバイかも!」
・過剰美化語、「女優さんのお仕事」「ぼくはお買い物します」
・家族大好き語、「はい、尊敬する人はお父さんです」
・ポジティブ・エンジョイ語、「前向きに楽しみたいと思います!」
・ありがとう&リスペクト語、「感動をありがとう」「まじですげえ」 …などなど。それらの分析が深い!
時代とともに言葉が変わるんだね、たとえば今では、「素晴らしい」という意味で使われる「すごい」も、もともとは、
①寒く冷たく骨身にこたえるように感じられる。
②ぞっとするほど恐ろしい。気味が悪い。
③ぞっとするほど物淋しい。(広辞苑)
という意味だったんだってさ。へえ〜!( ..)φメモメモ
上記の言葉もそんな風になるのかもね。やっぱり言葉は生き物なんだね。(^◇^)