「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『思わず使ってしまうおバカな日本語』(深澤真紀)

思わず使ってしまうおバカな日本語 (祥伝社新書 91)

思わず使ってしまうおバカな日本語 (祥伝社新書 91)

昭和39年の東京オリンピックの年に生まれた私も、若いと思っていたんだけど、もう44歳。トシをとったなあ〜と思うときは、最近の若い人の言葉遣いが気になるときなんだよね〜!(;一_一)
私が、気になる言葉ベスト3は、「よろしかったでしょうか?」、「○○円からお預かりします」、「こちらコーヒーになります」みなさんはどうかな?思い当たらない?


言葉は世につれ、世は言葉につれとは言うけれど…。(^^ゞ
第一線の編集者、コラムニストとして、「日本語の最前線」に居続ける著者が、気になる日本語とそこに隠された時代の心理を読み解く、「日本語の精神分析とも言える、画期的な論考!簡単に読めるんだけど実に深い本だ!その代表的な言葉を紹介しよう!


・初対面なのに、「私って、コーヒー飲めない人じゃないですか」

・料理番組で、「じゃがいもの皮をむいてあげてください」

・仕事では、「○○ 社さんとは、いいお仕事をさせていただいてます」

・お寿司屋さんで、「この寿司、マジでヤバイかも!」

・過剰美化語、「女優さんのお仕事」「ぼくはお買い物します」
・家族大好き語、「はい、尊敬する人はお父さんです」

・ポジティブ・エンジョイ語、「前向きに楽しみたいと思います!」

・ありがとう&リスペクト語、「感動をありがとう」「まじですげえ」 …などなど。それらの分析が深い!


時代とともに言葉が変わるんだね、たとえば今では、「素晴らしい」という意味で使われる「すごい」も、もともとは、


①寒く冷たく骨身にこたえるように感じられる。
②ぞっとするほど恐ろしい。気味が悪い。
③ぞっとするほど物淋しい。広辞苑


という意味だったんだってさ。へえ〜!( ..)φメモメモ


上記の言葉もそんな風になるのかもね。やっぱり言葉は生き物なんだね。(^◇^)