「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『世界の言語入門』(黒田龍之介)

世界の言語入門 (講談社現代新書)

世界の言語入門 (講談社現代新書)

この本はユニークだ。(^u^) 世界の言語について、一人でどこまで語れるか?を試みた本なのだ。その数90言語!


そもそも世界にはいったいいくつの言語があるのだろうか?一般的には3000〜5000とも言われているのだそうだ。一人で全言語名を把握することだって、ほとん不可能ではないか。選んだ90言語は、著者の独断である。英語、仏語などメジャー言語から、ウルドゥー語エスキモー語、サンスクリット語ベルベル語サーミ語、ゾンカ語など知る人ぞ知る言語まで。その中でも最も興味深かったのが、アイヌ語だ。


アイヌ語 系統不明(日本)


アイヌ語は外国の言葉ではなく、日本の言語である。だが日本語ではない。日本語とは系統が明らかに異なる。沖縄の言語が日本語と同系であることと比べても、その特異性が際立っている。アイヌ語を話す人はそれほど多くない。それどころか、アイヌ語のみで生活するのは、現実問題として難しい。

まず地名について。北海道や東北地方北部の地名にアイヌ語起源のものが多いことは、広く知られているし、興味を持っている人も多い。登別はヌプル・ペッ、つまり「濁った川」という意味。

アイヌ語って、一人称、二人称、三人称だけではなく、四人称があるんだって!なんとも不思議!


その他、「ン」ではじまる言語などはオモシロイ!90言語で世界一周できちゃうよ!おススメ!(^u^)