人生一手の違い―「運」と「努力」と「才能」の関係 (ノン・ポシェット)
- 作者: 米長邦雄
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 1994/02
- メディア: 文庫
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平成5年に史上最年長の名人位を獲得した将棋の米長邦雄・日本将棋連盟会長。
「兄達は頭が悪いから東大へ行った。自分は頭が良いから将棋指しになった」という発言は有名な米長氏は、その棋風から、『さわやか流』ともその真逆の『泥沼流』とも言われる。彼が語る人生に勝つ知恵のツボとコツを紹介しよう。
田中角栄の言葉
『第一に、人間は努力することが大切であり、努力すれば必ず成果が上がるということ。そして次に成果が上がった分だけ、他人は羨む、妬むということに気付かなければならない。第三に他人の嫉妬心に気付いたら、それに対して配慮をしなければならない。そして第四に人間は、いかなる場合にも、嫉妬する側ではなく、される側に立たなくてはならない。』
ハア〜!!!(>_<) 深い…。その通りだね…。上手くならないのが分かっていて努力や練習をしないよね…。センスとか才能ではなく、ツボとコツを押さえて繰り返し反復すれば何でもスキルアップするよね。
スランプへの対処法
極意ともいえるやり方は「笑い」である。「笑う門には福来る」と言うが、腹の底から笑って、スランプであること自体を忘れてしまうのが一番いい。
そうだよね。私も疲れがたまってくると、時々、無意識に、反応レベルでギャグを言ったり、笑わせたりしている。…これがホントの『馬鹿も休み休み言え!』ってことだね。(^^♪
自由奔放かつ男のダンディズムを持ち続けている米長氏のように年輪を重ねたいなあ…。(^◇^)