「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「まぼろしを織る」(ほしおさなえ)

 

全作品を読破しているほしおさなえさん。待望の新作っ!!!いいなー!!!感動だなあー!!!今回のテーマは「染織」だよ。活版印刷連歌も和紙も、日本の伝統文化を小説にする天才だねー!!!

 

何者でもないわたしにも、明日はやってくる。累計30万部活版印刷日月堂の著者が贈る、「染織」をテーマにした感動作。母の死をきっかけに生きる意味を見いだせなくなった槐(えんじゅ)は、職も失い、川越で染織工房を営む叔母の家に居候していた。そこに、水に映る風景を描いて人気の女性画家・未都の転落死事件に巻き込まれ、心を閉ざしていた従兄弟の綸も同居することに。藍染めの青い糸に魅了された綸は次第に染織にのめり込んでいく。「生きる」というテーマにまっこうから向き合う、著者渾身の感動作」そのエッセンスを紹介しよう。