この本はいい!( ・∀・)イイ!! 私たちが当たり前のようにやっているビジネス、商取引の原点はこういうことだったんだね!♪
「世界に一大ネットワークをつくる――権力者もできなかった、この偉業をなしとげたのは彼らだった!メソポタミア商人、フェニキア人、ハンザ商人、大航海時代からタックスヘイブンまで、11の商人を通して俯瞰する、交易と覇権の歴史」そのエッセンスを紹介しよう。
・何か欲しいモノがあるとする。
・中間商人は、文明の発生と共に誕生したヒトたちである。 そして文化と文化、文明と文明をつないだ人々なのである。 メソポタミア、エジプト、インダス、黄河、長江、 メソアメリカの各文明は徐々に統一されていく。 やがて世界が一つの経済圏になった。中間商人こそ、 それを実現させた人たちなのである。それだけではない。 中間商人が築いたネットワークを使い、宗教家が宗教を伝え、 文学者が文学を学び、国家が武器を輸入した。中間商人は、 歴史上きわめて大きな役割を果たした人たちであった。
・では彼らは、具体的にどういう活動をしていたのか、 どのようにしてさまざまな地域を結びつけたのだろうか。 ヒトとヒトはどのようにしてつながれるのだろうか? ヒトとヒトをつなぐことでいったい何が変わるのだろうか?
こういう切り口での本は貴重だね。目からウロコだった。超オススメです。(・∀・)♪