「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「料理でわかるヨーロッパ各国気質 ここまで違う!欧州20カ国の国民性診断」(片野優 須貝典子)

福岡より、ヨコハマに戻って、早や一週間!ようやく通常のリズムを取り戻しつつある。朝からサラダや、おかずを作っている。キッチンで何か作ってると安心するんだよねー!♪(・∀・)

 

さて、この本。「料理が変われば、国民性も変わる!?イギリス、フランス、ドイツはもちろん北欧三国、そして南欧から東欧などヨーロッパ20ヵ国をフォロー。どこかで聞いたことのある話から知られざるエピソードまで、ヨーロッパ各地の料理にまつわる雑学と豆知識を定評ある解説で展開」そのエッセンスを紹介しよう。

 

・「日本は豊かな国と聞いていたが、こんなに困っているとは知らなかった。海藻を食べるだなんて!
 
「フランスは豊かな国と聞いていたが、こんなに困っているとは知らなかった。タツムリを食べるだなんて!
 
「イギリスは豊かな国と聞いていたが、こんなに困っているとは知らなかった。イギリス料理を食べるだなんて!」
 
 
どうしたイギリス料理はそんなにまずいのかというと、その理由は調理法にある。概してイギリス料理の調理法は「食感がなくなるまで野菜やパスタを長時間茹でる」「っ真っ黒になるまで念入りに油で揚げる」「肉は焼くだけで味付けしない」という超加熱主義と、味つけに関しては無関心・自由放任主義が基本だ。産業革命の時代に不衛生な環境下で病気が蔓延したとき、医師が病理学上の見地から料理は長時間加熱するよう徹底したことが、現在に至る伝統として定着してしまったようだ。
 
 
世界一調理時間が短いオランダ人の中には包丁も持っていない人がいるというから驚かされる。
 
 
・ラテン系のフランス人が「食べるために生きる」のに対して、ゲルマン人とりわけオランダ人は「生きるために食べる」。食事は味わうものではなく、あくまでも空腹を満たすためなのだ。
 
 
「ローマ人は食べるために吐き、吐くために食べる」

 

ヨーロッパってあまり知らなかったけど、国によっていろんな違いがあるんだねー!読みながらヨーロッパ旅行ができる。オススメです!(・∀・)♪