一日一冊一感動!小野塚テルの『感動の仕入れ!』日記

タイトルは、『一日一冊一感動!小野塚テルの感動の仕入れ!』日記。 毎日の読書、映画、グルメ、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。(ときどき「酒場のギター弾き」「B級グルメ」も紹介します)

「幻の黒船カレーを追え」(水野仁輔)

 


幻の黒船カレーを追え


この本もオモシロイっ!!!年末になって今年のベスト10入りが続出っ!!!(・。・)


幕末に日本に上陸したといわれるカレー。それは一体どこから来たのか、そしてその味はどんなものだったのか?40冊以上のレシピ本を上梓し、カレー研究家として絶大な人気を誇る著者。その著者が、長年に渡って疑問に抱いていたカレーライスのルーツを追跡する旅に出た。黒船が寄港した横須賀、舞鶴、函館、呉、長崎の港町へ。そして、海を渡りイギリス・ロンドン、フランス、ドイツ、アイルランド……。国内外を4年間かけて徹底取材。150年前に日本に上陸したカレーのルーツは果たしてどこに?取材を続けるうちに、妻と3人の子供を抱えた著者の人生も激変……。前代未聞の熱くて笑えるエンタメノンフィクション!カレーライスのルーツを探りにヨーロッパへ」そのエッセンスを紹介しよう。


「日本のカレーはどこからやってきたのだろうか?」インドからイギリスを経由してやってきたと言われている。明治維新の頃、もう150年も前のことである。しかし日本にやってきたイギリスのカレーがどんなものであったのか具体的に知っている人がいない。150年以上生きている日本人もいないし、150年前から当時のカレーを作り続けているレストランも存在しない。いったいどんな味だったのか。それを知りたい。それをしないでカレーと関わり続けていることが気持ち悪いと感じるようになった。


インド人は玉ねぎをアメ色にしない。そもそも玉ねぎをアメ色に炒めるなんて行為はいったいどこから生まれたんだろうか?日本のカレーって、いったい何だろう?


・18世紀から19世紀にかけて、イギリスで独自に生まれたカレーのことをブリティッシュカレーという。そう、世界で初めてカレー粉を発明したのはイギリス人なのだ。そのカレー粉と小麦粉で作られたカレーが海を渡り黒船に乗って、はるばる日本へやってきた。そのカレーは、いったいどんな姿をしていたのか。どうやって作られていたのか。具は何だったのか。そして、当時の人にとってうまかったのか、まずかったのか。今の我々が食べてうまいと思うのかどうか。それが知りたい。僕は幻の「黒船カレー」と名付けて追うことにした。


イギリスはカレー大国である。そしてイギリス人はカレーが好きである。ただ楽しみ方がちょっと日本人とは違う。外食のインド料理店にお金を払って通い、スーパーのチルドコーナーでカレー弁当を買って食べる。自分では作らない。イギリス人は徹底的に消費者なんだと思う。しかも今のイギリス人にとってカレーとは、インド料理のことなのである。


大英図書館で数々のレシピを検索した。眼を見張るようなクオリティのレシピはなかった。試作してみたが、予想通りおいしくはなかった。その理由は想像がついた。料理のテクニックが伝わっていないからだ。身近に素晴らしくおいしいカレーを作れるインド人がいるというのにイギリス人がそこから学ばなかったのは、不思議でならない。日本が異なっていたのは、少なくとも文明開化の時代に日本人は、黒船カレーに魅了されたということだ。そして、それを進化させた。持ち前の執着心や探究心を駆使して。今、日本のカレーがこんなにおいしいのは、日本人が長い年月をかけて独自にその手法を編み出したからに他ならない


「旧海軍には毎週金曜日にカレーを食べるという習慣はなかった!?」「赤蛙のカレーはご誤訳だったの!?」など。


これ!スゴいよ!「赤蛙が誤訳」だとしたら(きっとそうなんだろうけど…)大発見だねえー!手に汗を握る展開っ!超オススメです。(・∀・)!


東京カリ〜番長の絶品すぎるカレーレシピ10選【永久保存版】
https://www.hotpepper.jp/mesitsu/entry/tokyocurrybancho/17-00306


 


幻の黒船カレーを追え