「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「もしぼくが本だったら」(ジョゼ・ジョルジュ・レトリア)

  


もしぼくが本だったら


タイトルがいいね!(・∀・)イイネ!!「もしぼくが本だったら」ってなんちゅーシチュエーションじゃあっ!(笑)


「もしぼくが本だったら……」ではじまる、詩的な文章と現代的なイラストレーションが魅力の、ポルトガル生まれの絵本。広い世界で心が迷子になったときにそっと私たちに寄り添って、新たな道やヒントをくれる「本」の力をあらためて感じる」そのエッセンスを紹介しよう。


もし ぼくが本だったら つれて帰ってくれるよう 出会った人にたのむだろう

もし ぼくが本だったら ずっとしまってきた昔の秘密を ぼくの読者とわかちあおう

もし ぼくが本だったら 本棚のかざりにするのは かんべんしてほしい

もし ぼくが本だったら ぼくのことを〈友だち〉とよぶ人に 夜がふけるまで読まれたい

もし ぼくが本だったら 流行や義務で 読まれるのはごめんだ

もし ぼくが本だったら ぼくのページにもぐりこんで 宝島まで旅してほしい

もし ぼくが本だったら だれかをしあわせにできるなら どこへでもゆこう

もし ぼくが本だったら なによりも まず いつでも読まれ、自由でありたい

もし ぼくが本だったら かっこよく見せようとして 読んだふりをしてほしくない

もし ぼくが本だったら 無人島に行ってもいい

もし ぼくが本だったら 時代がもたらす あらゆる顔をもっていたい

もし ぼくが本だったら 図書館になるくらい どこまでも大きくなりたい

もし ぼくが本だったら 「この本がわたしの人生を変えた」と だれかが言うのを聞いてみたい


ワタシだったら「もしぼくが本だったら 大親友よ 一生 つきあっていこうぜ!」っていうかな。(笑)本好きに捧げます。オススメです。(・∀・)


  


もしぼくが本だったら