いや〜スゴイっ!「禁断の本」といわれていた(?)この本。ようやく読みましたー!スゴイ!…日本の近未来を予測したような内容だあ。
「安住の地を求めて旅に出たアマガエルのソクラテスとロベルトは、豊かで平和な国「ナパージュ」に辿り着く。そこでは心優しいツチガエルたちが、奇妙な戒律を守って暮らしていた。だがある日、平穏な国を揺るがす大事件が起こる――。最大の悲劇は、良心的な愚かさによってもたらされる。ベストセラー作家が全力で挑んだ、衝撃の問題作」そのエッセンスを紹介しよう。
・ナパージュには「三戒」があるのです。遠い祖先が作ったもので、ぼくらはこれをずっと守り続けています。「1 カエルを信じろ 2 カエルと争うな 3 争うための力を持つな」この3つがぼくらの三戒です。
・襲われたって争いにはなりません。ぼくらが争わなければ、争いにならないからです。だって襲われないんですから。この国は三戒が誕生してから一度だって他のカエルに襲われていないんですから。たまたまで平和が長く続くと思いますが?いいですか、この平和はぼくらの三戒のおかげなんです。それ以外にはないんです。
・「謝りソング」
我々は、生まれながらに罪深きカエル
すべての罪は、我らにあり
さあ、いまこそみんなで謝ろう
・「確かにナパージュでは三戒は他の何よりも優先される法です。しかしーそれ以上に大切なものがあります。それはナパージュのカエルたちの命です。もし三戒がナパージュのカエルたちの命を危うくする時には、三戒を破るのもやむなしと思います」
「ナパージュ」って「JAPAN」の逆さ読みだよねえ…。ハンニバルとゴヤスレイの勇気には涙が出る……。今の日本で例えると誰になるのだろう…。日本国民、必読っ!超オススメです!!!(・∀・)!!!