またまたオモシロイ絵本に出会いました。関西弁でほのぼのとしているけど、あとで、ドキッとするストーリー…。(゜o゜)人気絵本作家・長谷川義史氏の翻訳がたまらない!そのエッセンスを紹介しよう。
ぼくのぼうし どこいったん?さがしに いこ。
ぼくのぼうし どこいったん? きみのぼうし しらんなあ。 そうかおおきに。
ぼくのぼうし どこいったん? このへんでは みてへんで。 そうかおおきに。
ぼくのぼうし どこいったん?
し、しらんよ。なんで ぼくに きくん?
ぼうしなんか どこにも ないで。
ぼうしなんか しらんで。
ぼうしなんか とってへんで。
ぼくに きくのん やめてえな。
ふーん……さよか。
ぼくのぼうし どこいったん? みたで。あおうて まるいやつ。 それ ぼくのと ちがうわ。きにせんとって。おおきに。
ぼくのぼうし どこいったん? ぼうしってなんや? もう ええわ。
だれも ぼくのぼうし みてないんや。もどってけえへんかったら どないしょう。みつかれへんかったら どないしょう。
かわいそうに ぼくのぼうし。 ぼく かなしい…。
どないしたん? ぼうし どっかいってん。だれも しらん いうねん。どんな ぼうし? あこうて とんがってて…。
あっ、さっき!
おい、こら おまえ。 ぼくのぼうし とったやろ。
これは、いたずらばかりしている子どもにぜひ読み聞かせさせたいねえ。超オススメです。(・∀・)
この作品の姉妹編はこの本。併せて読んでみて!