「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」(尾形真理子)

この本は今まで読んだ中では異色の本。男にとっては、ね。女性って服を買うときって、こんな風に思っているんだ、こういう思いになるんだ…、と目からウロコ!!!


かわいい服を買ったとき、一番に見せたい人は誰ですか----。所帯じみた彼と停滞ぎみなネイリスト、長い不倫に悩む美容マニア、年下男子に恋する文系女子、披露宴スピーチを頼まれた元カノ、オンリーワンに憧れる平凡なモテ系女、そして、彼女らに寄り添うひとりの女性店員。 ある春の日、路地裏の小さなセレクトショップに足を運んだ女性たちが、運命の一着と出会い勇気をもらう。ファッションビル「ルミネ」のポスターから生まれた、今の自分が好きになる5つの物語」そのエッセンスを紹介しよう。


・なぜこんな気持ちになってしまうのか、アユミはわかっていた。雄子に「ごめんな」と言われたときに、一途に恋した気持ちを思い出してしまったからだ。

夜中に突然、会いたくなるいこと。思い出しただけで、くすぐったくなること。触れているだけで、満たされること。小さな言葉に、たまらなく、満たされること。小さな言葉に、たまらなく傷つくこと。キスするたびに、もっとキスをしたいと思うこと。恋をすると、自分をコントロールできなくなる。それが怖くて、恥ずかしくて、アユミは逃げてばかりいた。


その他、「脱皮したら、春〜ありふれた春だけど、冬をのりこえた春だもん」「悪い女ほど、清楚な服がよく似合う〜ちゃんと欲しがる女ほど、欲しがられる女になる」「可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと〜実らなかった恋にも、ちゃんと実ができている」「ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で〜男の子みたいだった女の子ほど、案外キレイになっていく」「好きは、片思い。似合うは、両思い〜あしたの服を悩むのは、あしたを夢みるからなんだ」など。


女ゴコロは永遠の謎です。オススメです。(・∀・)