「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「結婚後の恋愛」(家田荘子)

いや〜スゴイ本を読んじゃいました〜……!?(・o・) タイトルもインパクトあるよね〜!


結婚というものの価値が下がってしまったのだろうか。今では、完全に不倫が市民権を持ってしまったのかのようにみえる。男にとっても、女にとっても、不倫はとても楽しそうに私には思える。夫以外に恋人のいる人妻って、どんな女性なのだろう。そして、どんな家庭も、日常生活を営んでいるのだろうか。そういった疑問から、私の取材は始まった。人気の大宅賞ノンフィクション作家がおくる衝撃の性愛レポート。 そのエッセンスを紹介しよう。


・私は、機会があるごとに彼女たちに、「不倫に至った理由」について尋ねてきた。なぜ、妻たちは夫以外の男と好きになり、抱かれたがるのかー。多くの女性は「女として扱ってもらいたかったから」「好きになったから」「夫とのセックスに満たされていない」と語っていた。そして、おもしろいことにその中の8割に近い人妻が「離婚を考えたことがない」と答えている。人妻にとって今ある家庭は「失いたくないもの」なのである。


・私は長年、「夫以外の男性とつきあっている(または、エッチ目的の男がいる)」という300人を超える人妻を取材した結果、私が感じたことは「やっぱり人妻の数だけ、外恋愛の仕方は違う」ということだった。楽しい恋、辛い恋、危ない恋、悲しい恋、激しい恋、どうでもいい恋……恋にはいろいろある。だから一言で、人妻の恋について言い切ることはできない。


・これだけは決して忘れてはならないと、取材を通じて学んだことがある。それは「自分で蒔いた種は、自分で刈る」ということだった。


・実はもっと凄い現実がある。それは、彼女たちの夫のほとんどが「自分の妻だけは、絶対に浮気をしない」と信じて疑わないことだ。そんな夫たちだからこそ、妻たちは夫をナメて、悠々自適に浮気ができるというものだ。でも、それでいいのだろうか。結婚ってなんだろう。私には、今も大きな疑問が残っている。



・私を服従させたがるの。それが新鮮で、言われた途端にボーッとしちゃった。先生が入ってきた瞬間?頭の中が真っ白になって、〈ああ、こんなに夫と違うの?こんなのもあったの?私、やっと女になれた〉って。禁断を破ってしまった罪悪感よりも、〈女として一歩階段を上がったぞ〉みたいな。


不倫のハードルって、もっと高いかと思ってたんです。でも、超えてみたら、そうでもなかった。私の場合、そこから先が、ぬかるみでつらかったけど。今が私、いちばん、いい状態みたい。


ダンナってね〈いつでもできるわぁ〉ってのがあるから、緊張感がない。でも、不倫相手って、『今だけ自分のもの』だから、すごいうれしいのか、それですっごい刺激があって〈いいなぁ〉とか思っちゃう。


人妻が不倫?ほんとは、いいと思う。罪悪感というより、ばれたら怖いって不安があるだけ。でも、愛が勝っちゃって、止められないのよね。


私、その瞬間、女の歓びを初めて知ったんです。もう、頭の中がまっ白になって、今までに味わったことのないような幸せが、一挙に私を襲ってきたの。彼とは離れられないって思いました。


・でも、ヤです。女を捨てるなんて。私、生まれてからずっと女だったんだから、これからもずっと女をやっていきたいんです。


・彼と他愛無い話をしながらも、〈いよいよかなぁ〉って内心、期待してドキドキしてました。私、あのとき29歳で、すごく焦っていたんです。30超えたら、もう女じゃないーみたいな先入観があって。だから、20代のうちにしておきたかったんです。彼としたら、恋みたいに、ときめいちゃって私、女を思い出したんです。〈ああ、やっちゃったぁ〉っていうのもあったんですけど、充実感のほうが強かったですよね。彼と、しはったら、29歳の焦りなんか、ふっ飛んじゃった。だから、してよかった。


・恋心なんですね。今日、彼に会うと思うと、朝からドキドキドキドキ緊張するんですから。彼に会うと私、自分を磨けるんですよ。彼のために努力して、きれいにしてようって思うでしょ。でも主人じゃ、その気が起こらないんです。主人のためにきれいにするなんてももったいないでしょう?


・快感は、体で感じるものじゃないんです。女は脳で感じるもの。技術は関係なくて今、一番好きな人と欲望の赴くままに体が繋がっている。私の体のお陰で、彼が気持よくなってるーそう思うと、脳が気持ちよくて、すごい幸せを感じるんです。


はあ〜!そうだったのかあ…φ(..)メモメモ オドロキのドキュメントです。オススメです。(・∀・)