タイトルにドキッとしました。その通りだなあ…。(^_^;)
本書は、食べたいものを食べたいだけ食べても、太らずに健康でいるための、「食欲」のコントロール法を書いた本。一流モデルたちは、体質のせいで太らないのではありません。“太らないものを食べたくなる"、「正しい食欲」をもっているだけなのだ。そのエッセンスを紹介しよう。
・食べたいものを、食べたいときに、好きなだけ食べる。しかしながら、人間がそんな生活をすれば、メタボで不健康な体になってしまうのが現実です。それは人間の「食欲」のセンサーが、ストレスでくもってしまっているからです。
・あなたは、半年前に何を食べていましたか?じつはその「半年前に食べたもの」が、いまのあなたをつくっています。手も足も神経も脳でさえも、食べ物以外からつくられることはありません、いま、もしあなたの体調が慢性的に悪いとすると、その原因は半年前に食べたものかもしれません。もしあなたがこれから先、10年後、20年後も心身ともに健康的な生活を送りたいのなら、いま、「食欲」のセンサーを正しいものに直す必要があります。
・「正しい食欲」と取り戻す方法は、簡単にいってしまえば、20分程度の汗をかく運動をして、おなかをすかせてから、バランスのいい食事をとることです。私はこれを「体の大そうじ」と呼んでいます。センサーが正常に作動し、「正しい食欲」に戻ります。すると私たちが人生で「ガマン」する時間は格段に少なくなります。
・私は、個人の食事指導をするときには必ず最初に、3日分の食べ物を写真に撮って送ってもらうようにしています。食事を見れば、その人の「食欲」のセンサーがどれくらい狂っているかがわかるからです。
・細胞は、粘膜などの早いものだと一日〜二日で入れ替わります。平均するとだいたい半年くらいで全部の細胞がチェンジすると思っていいでしょう。そして、その細胞をつくっているのは、食べ物です。自分が食べたもの以外に、自分の体をつくる材料になるものはありません。つまり、たったいま食べたものは半年後の自分の体を作っているといえます。
・私はわかりやすく、日本で昔からいわれている一汁三菜をめざすようアドバイスしています。忙しい人は、せめて一日一食だけでも一汁三菜に近づけていく努力をしていると、自分の「食欲」のセンサーを磨くスイッチが入っています。
・コンビニで食べ物を選ぶときのコツは、なるべく元の素材から形が変わっていないもの、素材が理解できるものを選択することです。
やっぱり昔ながらの一汁三菜がいいんだね。オススメです。(・∀・)