「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『エジソンを超えた男 ドクター・中松の発明ノート』

ドクター・中松の発明ノート

ドクター・中松の発明ノート

「直参旗本の士族」「二・二六事件目撃者」「航空機設計者」「米国大学副学長」「医学博士」「世界で最も高い講演料十二人の一人」…など83件の肩書きを持つドクター・中松。何度かお会いしたことがあるのだが、とても思慮深く、聡明な方だという印象がある。^_^ 氏の発明人生を振り返りつつ創造学のエッセンスを語った決定版。そのエッセンスを紹介しよう。

アメリカのテレビの紹介に、レオナルド・ダ・ヴィンチハワード・ヒューズを一緒にした人」と、いかにもアメリカ人にすぐわかる紹介をされている。レオナルドは67歳でこの世を去るまでに800枚の手稿を残したが、私は今年79歳ですでに一万枚以上の手稿を書いた。その一部をご紹介する。


日本人で初めて大リーグの始球式をやったのは私である。またニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、オークランド、シアトルなど全米十七の都市で「ドクター中松デー」が法律で制定され、名誉市民でもある。これは私の業績をアメリカ科学学会が評価し、「歴史上、最も偉大な科学者五人」に選定してくれたからである。ちなみに、古代はアルキメデス、近代はファラデー、キュリー夫人、テスラの三人、現代は私一人である。


・発明の三つの要素は、1 スジ(基本的な理論とスジが通っていること)、2 ピカ(ひらめき)、3 イキ(生きた発明)である。


世の中というのは、理科系、文化系というふうにわかれてはいない。混在して一体になっている。それを文と理に分けて勉強して、さらにまた細分化して勉強するというやり方が、その人を不完全なものにする。つまり、ある部分的なことしか知らない人に成長させてしまう。



その他、「発明プロセス」「ケチョウ スピゾケ ピケアイキ」「スパイラルピッチ法」「ネット法」「スクリーンプロセスひらめき法」「スペクトラム法」「P/Nレシオ法」「ブンジニアのすすめ」「頭をもっとよくする方法」「食事を一回にして体内の毒素を減らそう」など、


結論からいうと思っていた以上に遥かにスゴい人でした。オススメです。(^◇^)