- 作者: 片岡幸雄
- 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
- 発売日: 2007/09
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
BOOK〜『リバウンド率0%!人生最後のダイエット「吉川メソッド」』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20120127
また、昨年10月からあることがきっかけで毎朝「水行」をやっています。一日も欠かさず5分間、冷たい冷水シャワーを浴びているのだ。今の季節はそうでもないけど、冬は辛かった―!(+o+)
さて、この本は、私が今、やっていることが科学的に証明されたような内容なのだ。「朝食を抜いて「すきっ腹」で体を動かす生活を続けることで、さまざまな生活習慣病が解消される。動く前には食べない!食べたら休む!そのメカニズムを解説する」そのエッセンスを紹介しよう。
・「朝食を食べずに空腹の状態で体を動かす」ことが、体に負担をかけない人間本来の食生活のリズムである、という結論に至ったのです。本書では、空腹の状態を「すきっ腹」、そしてその状態で運動することを「すきっ腹トレーニング」とよんでいます。
・私たちの先祖の生活リズムと、「すきっ腹」のリズムは、ひじょうに似ています。逆に言えば、「すきっ腹」の目的は、原始の生活リズムを取り戻すことにあると言っても過言ではないのです。
・目が覚めるとお腹がカラッポで、空腹感を覚えたとしましょう。これは、前日の晩に食べたものがきちんと消化・吸収されている証拠です。胃腸が正常に働いている証と言い換えて御いいでしょう。しかし、空腹になったからといって、ご飯を食べる必要は必ずしもありません。なぜならば、この状態は、食事がエネルギーに変換され、体中に満ち満ちているからです。
・人間のメカニズムに沿った食のリズムを考える。その命題の結論が「すきっ腹」なのです。胃を活動させるときには胃に血液をまわす。筋肉を活動させるときには筋肉に血液を回す。朝は食事をとらず、体に貯蔵された糖分や脂質を消費、燃焼させる。これが「すきっ腹」の基本となる考え方です。
・「冷水浴」のような刺激を受けると、体内では副腎皮質ホルモンは活発に分泌されます。この副腎皮質ホルモンには免疫性を高める効果があるため、健康を保つためには欠かせないホルモンのひとつだといえます。体が熱を持ったタイミングで冷水シャワーを浴びる。これを繰り返すことで、副腎皮質ホルモンの分泌はどんどん活性化していきます。一か月も続けたなら、だいぶ副腎皮質ホルモンが分泌されるような体質に変化しています。私は「すきっ腹」に並行して冷水浴びを推奨しています。
・人間にとって空腹は活動的な状態で、しかも脂肪の燃焼が促進されやすい。ですから「すきっ腹トレーニング」は、肥満やメタボリック症候群に効果を発揮するのです。トレーニングを続けることで効率よくエネルギーを使えるので、大量に食事をとることもなくなります。
・「すきっ腹」の日常生活でのリズムです。「朝食を抜く」「すきっ腹の状態で活動する」「昼食は軽めに。可能ならば食休みをとる」「夕食は、好きなものを美味しく食べる」
・まず、「すきっ腹」の状態で歩くことから始めましょう。通勤のある方は、一駅分、バス停数個分の距離から始めてみてください。時間にして20〜30分。ちょうど朝食にさいていた時間をあてれば、早起きしないでもすみます。
「五千歩食トレーニング」と「一万歩食トレーニング」と「すきっ腹ウォーキング」いいなあ!ちょっと歩く距離伸ばそう!読むだけでなく実践する本。おススメです。(^u^)