「食べない」健康法―コストゼロで今日からできる驚異の健康革命!
- 作者: 石原結實
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 40回
- この商品を含むブログ (11件) を見る
私の今年の健康面での目標は、「肉体改造」。(^。^) テーマは「20年前の体型を取り戻す」ということで、エクササイズや食事に気をつけております。今年に入って、この本に書かれている石原式で、5キロ減。ウエストがキツかったアルマーニのスーツも着れるようになりました。(^。^) そのツボを紹介しよう。
・お腹がいっぱいになると、食物中の栄養素が胃腸から血液に吸収されて、血液中の栄養状態も良くなる。すると、それを食べた白血球も満腹になり、外からバイ菌やアレルゲンが侵入してきても、体内でガン細胞が発生しても、食べようとしない。つまり「免疫力」は落ちるのである。
逆に、我々が空腹の時は、血液中の栄養状態も低下し、白血球も十分に栄養を摂れず空腹になるので、バイ菌やアレルゲン、ガン細胞も貪食、処理する能力が高まる。つまり、免疫力は増強するのである。
・我々人間も、動物も、病気をすると、食欲がなくなるのは、白血球の力を強めて、病気を治そうとする反応に他ならない。よって、日頃、腹八分に食べて、少し空腹を感じるくらいの水準で過ごすと病気にならないし、逆に、腹一杯食べて、腹十二分の状態になるとあらゆる病気にかかりやすくなるわけだ。
・ほとんどの野生動物が、1日中食事を探して歩き回り、ほんの少しの獲物にしかありつけないというのが、実情であろう。彼らは歩きまわることで、筋肉を動かすので、体温が高く、しかもほとんど常に空腹状態にあるから、病気をしないのである。動物の世界で病気をするのは人間とペットだけであるが、両者ともほとんど運動をしないのに、空腹であるなしにかかわらず1日3回の食事が出てくるからである。
・そもそも、人類300万年の歴史のうち、ほとんどの期間を「空腹」で過ごしてきたのだから、人間の体は「空腹」には慣れている。逆に、「満腹」に慣れていないからこそ、メタボリック・シンドロームや免疫力低下からくるアレルギー、自己免疫疾患、ガン…などの万病、奇病に悩まされているのである。
・1000以上の発明をしたトーマス・エジソンは、蓄音器を発明したとき、9昼夜222時間、不眠不休で何も食べずに、水だけで実験を繰り返したという。「人は寝なければ考える時間が生まれるのです。人は食べるから寝るのです」。エジソン自身も日頃、少食で、黒パン、野菜、果物と、少々魚を食べる程度だったという。
・空腹になったら、次のように思うとよい。
1 この空腹が、免疫力をあげて、病気を防ぐ
2 この空腹が、免疫力をあげて、病気を治す
3 この空腹が、老いを防ぎ、若さを保つ
4 この空腹が、ボケを防ぐ
5 この空腹が、運を開き、幸運を呼び込んでくれる
・石原式 「基本食」
朝 1 食べない または
2 お茶に梅干し または
3 黒砂糖入り生姜紅茶1〜2杯 または
4 人参・リンゴジュース 1〜2杯 または
5 生姜紅茶1〜2杯に人参・リンゴジュース1〜2杯
昼 1 そば(トロロ、ワカメ、ザル)にネギと七味唐辛子をしっかりふりかける または
2 具だくさんのうどんいネギと七味唐辛子をたっぷりふりかける または
3 ピザやパスタにタバスコをふりかける または
4 ごはんや弁当ならよくかみ、腹八分目以下に
夕 アルコールを含め、何を食べても可
もちろんお付き合いがあるので、完璧には出来ないかもしれないけど、今年はこの石原式をやってみようかと思います。20年前の体型を取り戻すか、乞うご期待!(^^♪