レバレッジ・シンキング 無限大の成果を生み出す4つの自己投資術
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
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さて、以前ここでも紹介したレバレッジシリーズ。読んだかな?(^。^)
BOOK〜人脈術のすべて!…『レバレッジ人脈術』(本田直之)
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20090827
BOOK〜ビジネス書「多読」のすすめ…『レバレッジ・リーディング』
http://d.hatena.ne.jp/lp6ac4/20070717
この本は、「考え方」のツボとコツなのだ。このシリーズでは一番使えそうだなあ。そのエッセンスを紹介しよう。
・一生懸命働いているのに、成果が上がる人上がらない人違いは?すべて「考え方」にあります。「労力」「時間」「知識」「人脈」という四分野に自己投資し、パーソナルキャピタル(自分資産)に構築し、レバレッジ(てこの原理)をかけて、不労所得的に成果を上げ、「Doing more with less=DMWL」(少ない労力と時間で大きな成果を獲得する)を実現することです。
【労力のレバレッジ】
1 仕組み化〜再現性があって、繰り返せることにあり、マニュアル化、フォーマット化などの方法があります。(キーマンの見つけ方、提案の仕方、フォローの仕方)
2 無意識化・習慣化〜いちいち考えなくても行動でき、継続しやすくなります。
3 KSF(キー・アクセス・ファクター)を見つけ出すこと
・マニュアルを考えることに労力と時間をかけるのです。10時間など多くの時間がかかるかもしれませんが、結果として時間が削減できるのです。マニュアルの本来の目的は、一定の仕事レベルにまですべてのスタッフの能力を引き上げることです。時間を短縮し、最短ルートを通るためのツールなのです。そして。仕組み化する部分は仕組み化し、それ以外のことに頭を使えるようにします。
・仕組み化を行ううえで重要なツールとなるのがチェックリストです。完成系から逆算して、やるべきことの手順を逐一書き起こしていくのです。全体の作業のボリュームもわかります。時間の節約にもつながりますし、誰かに仕事を依頼する場合も、全体像とやるべきことがわかっているので時間の無駄がなくなります。
・習慣化という方法は、自分をコントロールすることが苦手な人や、わたしのように飽きっぽい人にはとて便利です。考えると行動には移りません。習慣にしてしまえば。自動的に身体が動くようになります。人間の行動の95%は無意識のうちに行われています。仕事でも役に立つことは習慣にしてしまい、何も考えずに続けられるようにします。
・大きな習慣をつくるには小さな習慣から始めます。小さな良い習慣を身につけていくと、良い流れが生まれます。「良くしていこう」という意識がベースに生まれると、やがて大きな習慣もできるようになります。
【時間のレバレッジ】
1 俯瞰逆算思考
2 時間のルーチン化
3 時間の天引き
4 時間制限
5 固定費の効率化
・時間のルーチン化は、無駄な時間を過ごさない仕組みです。すぐ行動を起こさず、この仕組みづくりに時間を投資することがポイントです。仕組みとして時間割を用います。時間割のおかげで、次に何をやろうかという雑念が入ることなく行動に集中力を増し常に平常心で、自分の持っている力を発揮させるベースになります。
・私は四つのカテゴリー分けています。
1 自己投資である「インプット」の時間=人に会う、読書
2 「アウトプット」の時間
3 食事や入浴、睡眠などの「生活」の時間
4 「プライベート」の時間
・時間には変動費と固定費のようなものがあります。固定費には、ルーチンワーク、定時ミーティング、睡眠、食事、通勤、コンピュータの入力や検索の時間です。これらを全体の時間から引いたものが、自由時間=変動費になるいます。変動費を自己投資に費やすことでパーソナルキャピタルは増えていきます。
・人脈をつくるうえでの基本は、相手にコントリビューション(貢献)することです。
ん〜…私の一番苦手なトコロだなあ!さっそ使ってみよう!φ(..)メモメモ