「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜『幸運の女神を味方にする方法』(森田健)

幸運の女神を味方にする方法

幸運の女神を味方にする方法

私の大好きな不思議研究所の森田健氏。通称モリケン。(^O^) 氏がおススメしている六爻占術の的中率を通して、運命の9割は決まっていて、どうなるかわからない部分は1割しかないのだという。その1割を司るのが「幸運の女神」なのだ。氏の「幸運の女神」攻略法は6つ。


1 自分で運命を切り開こうとしてはいけない

2 はっきりした「問い」持つ

3 小さな不幸は「ラッキー」と思え

4 見返りを期待せずに行動する

5 服装や髪型など外見に気を遣う

6 「風水」を使って女神に居ついてもらう


読みすすめるたびに、おおー!と付箋だらけになってしまった!この本は使える。そのエッセンスを紹介しよう。


明らかに、「運がいい人」と「運が悪い人」がいるのです。では、「運がいい」とは、どういう人なのでしょうか?人間の運命は90%決まっているということです。また、どうなるかわからない部分も1割はあるということです。運命はほとんど決まっている。それでも、人生には意味があるのです。


・運命というのは川の流れのようなものではないでしょうか。自分で運命を切り開く生き方は、パドルをたくみ操ってゴールを目指すようなもの。むしろ流れに逆らわらず、流れに任せた方が無事にゴールに着くことができるのです。むやみに「人生の目標」とか「自分が生きる意味」なんて考えないほうがいいと思います。運命に逆らわず、うまく流れに乗ることを心がけていると、いつの間にか「運」が良くなってきます。じつはこれこそ私の幸運の秘密なのです。


秋葉原のメイド・カフェは、普通のカフェのように「いらっしゃいませ」とは言われず、「おかえりなさい、ご主人様(お嬢様)」です。つまり、カフェがその客の自宅で、メイドたちはそこで働いている、という設定になっているわけです。だけど、「幸運のメイド」たちは、「おかえりなさい」とは言いません。なぜかというと、常に一緒にいるからです。メイドたちは人間臭い愛を持っています。無条件の愛ではありません。絶対的な「母の愛」とは違い、「男女の愛」に近い緊張感があるんです。嫌われたら、それっきりです。気に入った人には世話を焼いてくれますが、そうでない人には何もしてくれません。飽きれば、そのままプイッとどこかに行ってしまいます。猫のように気まぐれです。


女神は気に行った人の前でだけメイドになります。そしていったんメイドになると、献身的にその人の世話を焼いてくれるのです。それが「幸運の女神がほほ笑む」という現象になるわけです。


問いは具体的であれば具体的であるほど、女神ははっきりした答えを与えてくれます。はっきりした「問い」を持つことによって、女神はあなたのために動いてくれるのです。


私は「願望」と「問い」は似て非なるものだと思っています。まず「願望」は抽象的で、「問い」は具体的です。次に「願望」を持っている人は自分では何も行動しませんが「問い」を持っている人はすでに自分でも行動を起こしていることが多いです。「幸運の女神」がウザいと感じるのは「願望」の方です。「お金持ちになりたい」というだけの人は、何の行動も起こしていない場合がほとんどです。それに対し、「300万貯金できるか」という問いを持っている人はすでに節約や資産運用などなんらかの行動を起こしているでしょう。最悪な願望は、「幸せになれますように」です。まず、あやふやな「願望」ではなく、はっきりした「問い」を持つこと。これが「運を良くする」最初の一歩です。


幸運の女神にとっては、10円も1億円も文字どおり「同じお金」なのです。そこにはまったく差別がありません。つまり「量」や「程度」という概念が乏しいんです。「旅先で事故に遭う」運命も、旅行前に「ちょっとした怪我をする」ことでチャラにしてくれます。この女神の感覚をうまく利用すると「大きな不幸」を避けることもできます。例えば、旅行で事故に遭いたくなかったら、出発前に献血がおススメです。インフルエンザにかかるまえに、予防接種のワクチンを打つのと似ています


・どんな不幸に見舞われても、必ずそれよりひどい状況があり得ます。だから「この程度で済んで良かった」と思えばいいのです。「お陰で大きな不幸をまぬがれた」とポジティブに受け止めることです。不幸な目に遭っても、常に「ラッキー!」と思えるようになれば、まちがいなく幸せになれます。これこそ、確実に幸せになれる方法です。


運命は1割だけ変えられますが、9割は決まっています。つまり、不幸な出来事を少しだけ減らすことができても、決してゼロにはできないのです。「運命が9割決まっているからこそ、悪いことが続いたとき、明日に期待できる」ようになるわけです。


金運を上げようと思ったらケチケチせず、積極的に他人におごったほうがいいのです。おごってあげた相手から直接の見返りがなかったとしても、あなたが払ったお金は回り回ってあなたに返ってきます。まさに、「金は天下の回りもの」出費を抑え、他人のためにお金を使わないようにすると、お金が入ってくる機会も少なくなってきます。


「お陰さま」というお礼は目の前の相手ではなく、その「蔭」にいる「幸運の女神」に言っていたのかもしれません。いずれにせよ、「お蔭さまで」という奥ゆかしく美しい日本語はどんどん使った方がいいと思います。女神は謙虚な人が大好きです。たまに神社に行ったときも願望を祈るではなく、「元気に生活させてもらって、ありがとうございます」とお礼を言うと運が良くなります


大切なのは、今の自分をありのままに受け入れることです。肉体的な欠点、性格上の欠点、能力上の欠点。すべて丸ごと認め、「それが自分だ」と受け入れるのです。あなたは世界にひとりしかいない貴重な存在です。あなたが気にしている欠点だって、あなたという人間には欠かせない要素になっているのです。


・内面よりも、むしろ外面のほうが重要です。外見が変われば、自然と内面も変わり、運命まで変わります。


やっぱり現象に対する解釈力を磨くと運気がよくなるんだね。おススメ!(^O^)