- 作者: アイランズ
- 出版社/メーカー: 東京地図出版
- 発売日: 2009/01
- メディア: 単行本
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その当時勤めていた建設資材の会社は、数多くの大型プロジェクトの現場に足場資材を提供していた。
そのひとつが、1989年(平成元年)9月27日に開通した横浜ベイブリッジ。そう、二十数年前まではベイブリッジは地図に存在していなかったのだ!(>_<) 時代の流れは早いね〜!
さて、この本はまたまたオモシロイよ〜!1980年代から現在へ…20数年の東京の変貌。まだ記憶に残っているけど今はもうないあの風景…新旧地図で比較する東京タイムスリップは発見がいっぱいなのだ。
例えば、「後楽園球場」―東京ドーム開場で50年の歴史を閉じた。ライブ会場、「田園コロシアム」「新宿ルイード」、渋谷の小劇場「ジアンジアン」、有楽町の「日劇」、代官山の「同潤会アパート」、本郷の昔ながらの二階建て木造旅館、二子玉川の「二子玉川園」。いまでは、「ナムコ・ワンダーエッグ」、「いぬたま」、「ねこたま」もなくなったんだって!知らなかった…。(>_<) 上野の元祖ファミレス「聚楽台」、大学がなくなった「都立大学」と「学芸大学」…などなど。
なんとも懐かしいというか、胸が締めつけられるというか…複雑な気分…。(^_^;)
それから、80年代にあった都市銀行と長信銀の名前は一つも残っていないというのもビックリだ!
三菱銀行(千代田銀行)、東京銀行(横浜正金銀行)、三和銀行、東海銀行、住友銀行(大阪銀行)、太陽神戸銀行(太陽銀行、神戸銀行)、三井銀行(帝国銀行)、第一勧業銀行(第一銀行、日本勧業銀行)、富士銀行(安田銀行)、あさひ銀行(協和銀行、埼玉銀行)、大和銀行(大阪野村銀行)…。
やっぱり変化って宇宙の法則なんだね。「諸行無常」だね…。みなさんは、この本を読んでどう感じるのだろうか!?オススメ!(^。^)