- 作者: 河口俊彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 文庫
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今では羽生善治氏をはじめ、数々の強豪棋士あれど、史上最強と言われているのが、故・大山康晴十五世名人。
公式タイトル獲得80期(歴代1位)、棋戦優勝44回(歴代1位)、通算1433勝(歴代1位)等がある。十五世名人だけではなく永世十段・永世王位・永世棋聖・永世王将という、5つの永世称号を保持。すごっ!(>_<)
A級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組、というランクの中で、最高峰のA級在籍45年。この一言だけけで、将棋の大山康晴15世名人がどれだけ偉大だったかは充分に言い表せる。63歳で名人位に挑戦し、、69歳で没するまでA級であり続けた、その事実をもって大山康晴の不世出ぶりは他の棋士の追随をまるで許さないものだと分かる。なぜ、大山はこれほど強かったのか?その意志の強さと執念とは?名人の器量、条件とは何か?
ひとことで語れません。奥深くて書けません。道を極めるというのはこういうことなんだろうね。でも我々凡人には永遠に分からない将棋の宇宙なのかも。将棋が分からない人にもオススメです。(^^♪