「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜史上最強棋士の人生とは?…『大山康晴の晩節』

大山康晴の晩節 (新潮文庫)

大山康晴の晩節 (新潮文庫)

このブログでも何度も紹介しているけど、私は将棋が大好き。(^^♪この世の中でもっとも優秀な人間は、将棋の棋士だと、私は信じて疑わない。


今では羽生善治氏をはじめ、数々の強豪棋士あれど、史上最強と言われているのが、故・大山康晴十五世名人


公式タイトル獲得80期(歴代1位)、棋戦優勝44回(歴代1位)、通算1433勝(歴代1位)等がある。十五世名人だけではなく永世十段永世王位・永世棋聖永世王将という、5つの永世称号を保持。すごっ!(>_<)


A級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組、というランクの中で、最高峰のA級在籍45年。この一言だけけで、将棋の大山康晴15世名人がどれだけ偉大だったかは充分に言い表せる。63歳で名人位に挑戦し、、69歳で没するまでA級であり続けた、その事実をもって大山康晴の不世出ぶりは他の棋士の追随をまるで許さないものだと分かる。なぜ、大山はこれほど強かったのか?その意志の強さと執念とは?名人の器量、条件とは何か?


ひとことで語れません。奥深くて書けません。道を極めるというのはこういうことなんだろうね。でも我々凡人には永遠に分からない将棋の宇宙なのかも。将棋が分からない人にもオススメです。(^^♪