「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「地図が隠した「暗号」」(今尾恵介)

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地図が隠した「暗号」 (講談社+α文庫)

地図が隠した「暗号」 (講談社+α文庫)

 

 

先日、小田原の実家周辺を久しぶりにクルマで走った。よく考えてみれば、小田原にいた頃はクルマを持っていなかったので、あまり走ったことなかったんだなあ。

 

そうしたらいつの間にか区画整理されていたようで「はて!?こんな道はなかったはずだが……」アタマの中の記憶の地図と現実のギャップに走り慣れたはずのジモトに迷ってしまった……(笑)

 

さて、またまた地図の本。そして暗合の本。そう、そうなんです。地図でごまかされるんです。(笑)「地図が隠した暗合」とは!?

 

東京・丸の内の地図に見え隠れする「明治新政府の意図」とは?戦時中に都合の悪いものを隠すために地図がついた「ウソ」、縮尺無視の意図、地図記号に見られるお国事情、古い地図と現代の地図を見比べてわかる「その土地の正体」…。長年地図を研究し続けてきた著者が、古今東西地図に秘められたさまざまな「暗号」を解き明かす」そのエッセンスを紹介しよう。



東京丸の内から大手町にかけてのオフィス街には有名企業の本社が高楼を連ねている。しかし江戸幕府が滅んで明治と元号が改められたばかりの頃は、ここ一帯を買い取った岩崎弥太郎をして「竹を植えて虎でも飼うさ」とうそぶかしめたほど寂寥感漂う地区だったそうだ。


夕張といえば今はメロンを連想するかもしれないが、かつては石炭の町として圧倒的な存在感を誇っていた。人口は現在9855人だが、昭和35年の最盛期には約11.7万人という道内有数の大炭鉱都市だったのである。


ドイツの地形図に田んぼの記号はない。当たり前だが、田んぼがないからだ旧東ドイツの区域には日本の「田んぼ記号」にそっくりな記号があるが、これは草地を表している。


特に、「地図がウソをついていた頃ー戦時改描」「珍バス停ー「東京炭鉱前」「元競馬場前」「寝豚」など。

 

そおかあ!母校明治大学の和泉校舎の明大前駅」って戦前は「火薬庫前駅」だったもんね。(笑)それは隠すよね〜!(笑)地図ファン、必読っ!オススメです。(・∀・)

 

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地図が隠した「暗号」 (講談社+α文庫)

地図が隠した「暗号」 (講談社+α文庫)