- 作者: デュランれい子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/20
- メディア: 新書
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日本は、アジア、アフリカで一度も植民地にならなかった稀有な国だということはヨーロッパではごく一般的に知られていることなんだってさ。この本は、日本についてヨーロッパでは、よく知られているのに、日本人がまったく知らないということを考察しながら書かれている比較文化論!実は日本は不思議でエレガントな世界の孤児だった…。ヨーロッパで30年以上暮らし、東京と南仏を往復する生活をしているアーチストの著者が赤裸々に語る。そのツボを紹介しよう。
・この60年の間にドイツは40回以上憲法改正をしているが、日本が一度も改正していない!
・実は日本は、ヨーロッパ以上の文化を誇る国だった。それゆえ、布教を目的にアフリカ、アジアで植民地拡大を進めていたスペイン、ポルトガルも日本だけは植民地にすることができなかったのではないだろうか。
・9・11のテロをヨーロッパでは、「KAMIKAZE」と呼ぶ。それはなぜか?
・日本流気配りはヨーロッパでは通じない!?
・今、ヨーロッパの人々は、日本について毎日話している。その中身とは!?
・駅弁は日本が世界に誇る食文化!?
・黒人にも偏見を持たなかった信長!?
・MANGAはもはやフランス語!?
・ヨーロッパ流コミュニケーションはしたたか? …などなど。
ん〜!やっぱりところ変われば、常識や解釈や価値観が異なるよね〜。日本人でよかった!(^◇^)