愛読している呉善花氏の本。いつも感動している。彼女が日本と韓国の架け橋になって欲しいよねえ。(・∀・)
「日本人は侮辱に価する民族」―。古く14世紀から、そう考えてきたという朝鮮半島。実は「日帝による植民地支配」が反日韓国の起源ではないのである。反日少女から転じて日本に帰化した著者ならではの視点で、多角的に「侮日」文化の歴史を掘り下げる。 そのエッセンスを紹介しよう。
・今日のインド・パキスタン・バングラデシュに強固な反英主義は見られませんし、東南アジア諸国にも反仏主義は反オランダ主義は見られません台湾に強固な反日主義を観ることはできません。しかし韓国には、今なお強固な反日主義が見られるのです。なぜなのでしょうか。
・「公的には(表には)反日、私的には(裏では)親日」という矛盾をもち抱えているところに、反日主義の根本的な問題が潜んでいるのです。
・韓国人は一般に、歴史的に日本人は侵略的で野蛮な民族であり続け、自分たちは平和的で高度な文化をもった民族としてあり続けた、という見方をしたがります。こうした見方は李朝以来のものであり、日本統治時代以降にはじまったものではありません。その根にあるのは、李朝500年にわたって培われてきた中華主義と、それに基づく華夷秩序の世界観です。
この考え方は変わらないのかねえ……。「和」というのはつくづく日本的な考え方なんだなあと痛感します。オススメです。(・∀・)