- 作者: 伊東一雄,馬立勝
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/10
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
『規則はおれが作る。しかし、おれがその規則に従うとは限らない』
『規則1・ボス(監督)は常に正しい。 規則2・もしボスが間違っていたら、規則1を見よ』
(ビリーマーチン/ヤンキース監督 <写真>)
アメリカの4大スポーツとは、野球(MLB=メジャーリーグベースボール)、バスケ(NBA=ナショナルバスケットアソシエーションズ)、アメフト(NFL=ナショナルフットボールリーグ)、アイスホッケー(NHL=ナショナルホッケーリーグ) を指す。
その中でも野球は、他のスポーツでは考えられない洒落たやりとり、痛烈な皮肉、寸鉄人を刺す格言やユーモラスな言葉の飛び交う宝庫。正に、アメリカの国民性そのものを表現している。
冒頭の言葉は、ケンカ屋といわれたヤンキースの名物監督!(^^♪ ここまでワンマンなんて、いいねえ…。
『もし、私が61本のホームランを打たなかったならば、自分にとって野球は、もっとずっと楽しいものだったろう』(ベーブ・ルースの60本本塁打記録を更新したロジャー・マリス)
『審判員と記録員の名前をファンが知りたがるのはジャッジが間違った時だけだ』
『監督とは辞任するものでなく、クビになるものだ』
後半は、42歳で大リーグ入りし、59歳まで投げた、通算2000勝の伝説の投手サチェル・ペイジや、片腕の大リーガー、ピート・グレイなど、個性的なスターが登場する。
著者の伊東一雄さんは、ドラフト会議で有名な元パ・リーグ広報部長のパンチョ伊東さん。この本オモロイよ〜!!!
『いいか、野球ってのは、面白くなくちゃいかん。面白くするには勝つことだ』
(デイブ・ブリストル/ シンシナチ・レッズ監督)