ワタシの大好きな天才絵本作家、ヨシタケシンスケさん。大好きだなー!!!この発想力、表現力、展開力、もお、笑って、笑って、笑っちゃうっ!!!
対談集があるとは知らなかった!!!
「ヨシタケシンスケが会いたかった人気作家11名と対談した著者初の対談集。芸術書のコレクションを披露しあったり、リスペクトする絵本作家のアトリエを訪ねたり。対談後の感想「お話しして思ったこと」などユニークなイラストも数多く収録した豪華な内容。登場作家/糸井重里、かこさとし、岸本佐知子、クリハラタカシ、坂崎千春、柴田元幸、junaida、鈴木のりたけ、ブレイディみかこ、穂村弘、モリナガ・ヨウ」そのエッセンスを紹介しよう。
・『りんごかもしれない』は150%に拡大してまして、『
・諦めるのがめちゃめちゃ早いんです。「 こういうアングルから描けば」って考えるのは楽しいんですけど。 線画が終わった途端に「これに色つけるのか」って労働感。 色付けから、バーンって逃げて。
・いわゆる抽象画っていうのが一切描けないんです。「 悲しみを表現してみました」とか全然わかんなくて、「 箱が3つ並んでいる絵です」とか、 何かの状態を記録したものでしか僕は絵を描けないんですね。
・(岸本佐知子)「実はいまだに文章が苦手で。 翻訳は楽しいんですけど、自分の考えがないというか。 読書感想文なんかでも、感想がないんですよね。「 400字詰の原稿用紙2枚に書きなさい」と言われても、 真っ白な雪原がどこまでも続いてるみたいに見えて。 400ってすごい数で、 豆腐400なんて食べ切れないじゃないですか。何十年書いてても、 必ず小学校時代の「書けない」 っていうところからスタートしちゃうんですよね。
▲ ネコの断面図
・(岸本佐知子さんと話して)「まず話し方が似ていました。 言いたいことがアレコレ頭にブワーッと出てくるから、 しゃべってるうちに時々自分で「…アレ? 何がいいたかっただっけ?」ってなる感じがあるそうで。「 わかるわー。」いわゆるいまだに価値観の根底に子どもがいて、 子どもとして世界を見ている、ということ。「 子どもとしての自分」の発言権が強いとでもいいましょうか。」
・世の中には3種類の人間がいて、①ちゃんと大人になった人々 ⇔ 信頼&手助け(労働) ②ちゃんと大人のフリができる人々 ⇔ 「世界に対する違和感」の表明、共感&支援」 ③ちゃんと大人になれなかった人々 ⇔ 軽蔑、あこがれ&にくしみ①ちゃんと大人になった人々
のような関係で動いているのでは?と思い至った次第です。
・『もう ぬげない』がボローニャで受賞したときに、審査員の方の「 世界中で子どもは頭に服が引っかかっているけれど、 それを絵本にしようとしたのはあなたがはいじめてだ」 という言葉が、すごくうれしかったんです。
「ヨシタケシンスケの1日」は、サイコーだね。
ワタシと同じだー!(笑)オススメの本や絵本がいっぱい。楽しい、楽しすぎるー!超オススメです。(^^)