いろんなニュースがありすぎて、ジャニー喜多川の性被害の問題がどこかへ行っているようだね。暴露のキッカケになったフォーリーブスの北公次の本を探したけど、なかなかなくて、ようやく横浜図書館で見つけました!♪ そのエッセンスを紹介しよう。
・僕にとって本を出版するというのは、八年も前からの夢でした。きっと、そのときが来ると固く信じていたのが、
・僕は、この本で、 少なくとも幾つかの知られていない出来事を公表しました。 あるいは、人によっては、 思いがけない事実があったかもしれません。でも、 それでいいと思っています。
・一度、なにもかもかなぐり捨てて、裸になってみたかったのです。 真実の僕が、どういう人間であるのか、 僕自身が知りたかったからです。そこから、 ある意味で生まれ変わった僕が誕生するのを期待したのです。慣れないので拙い文章となりました。が、一生懸命に書きました。 その中で、なにかしらを感じ取っていただけたら、幸いです。
・僕は、恋をするのが怖い。何故かというと、自分がどうなるか、 まるでわからないからだ。その恋にのめりこみ、 なにもかも放っぽりだしてしまうかもしれないのだ。あるいはー。 とにかく、自分が怖い。本当の恋の経験がない悲しさからで、 恋する自信がない。恋する自信がない。 恋に臆病になってしまって、なかなか心の扉を開かないのだ。
それはきっと、僕がずっと若い頃から、芸能界で生き、 人気者になって、女性を好きになっていはいけないと、 気持ちを抑えていたからなのだ。恋する感情をコトスのが、 癖みたいになってしまっていた。悲しい習性である。 この習性を直したい。僕は、このことを必死に思っている。臆病がらずに、おもいきってとびこんでみようかな。 小鳥が巣立って、大空を自由に飛翔するように。
1975(昭和50)年かあ。この本にジャニーさんのことは出てこないけど、相当の葛藤はカンジられるなあ。これ、解散前でしょ!?生々しいなあ。まさに「絶叫(さけび)」だなあ。アイドル本とは一線を画すなあ。オススメです。