今年もいろいろなことがあったけど、やっぱりイチバン世間を騒がせたのは「ジャニーズ問題」だろうなあ!これだけ大きな話題になるとは思わなかったね。ということはそのきっかけになったこの本は歴史に残るかもね!?そりゃ読んでおかないと!φ(..)メモメモ
「ジャニー喜多川氏の性加害を実名・顔出しで告発して「山」を動かした元ジャニーズJr.、カウアン・オカモト氏。オカモト氏が赤裸々に明かす、ジャニーズ性加害の実態と、波乱の人生」そのエッセンスを紹介しよう。
・行為を受けながら、ジャニーさんのことを、 かわいそうだなと思うようになった。 ジャニーさんはコンプレックスの塊なんじゃないだろうか。 お父さんは真言宗のお坊さんでとても厳しい人だったと、 ネットの記事で読んだことがある。そんなお父さんの持ちながら、 ゲイで子供が好きだという絶対的な秘密を抱えて、 背もかなり低い。いまと違ってジャニーさんが若い頃は、 同性愛というのはほぼ社会に受け入れられていなかったはずだ。 そんなコンプレックスの塊だから、 ギネス記録を持つプロデューサーとしてどれだけ名声を得ても、 表舞台には決して出てこなかったのではないだろうか。 行為をしたジュニアにお金を渡したのも、自分に自信がなくて、 相手に対して申し訳ない気持ちがあったからじゃないだろうか。
・ジャニーさんって、もちろん性被害の問題はあるんだけど、 それ以外の面では、やっぱりトップだなあと思うことが多かった。 ジャニーさんのすごさを知っちゃってるから。 だから僕はあの人のすべてを否定することはできない、 誰に何を言われようとも。
・改めて振り返ってみると、 被害に遭ったことを誰にも言えなかったときは本当にきつかった。 誰にも言えないということは、 自分の人生で起きたことを否定していることと同じだからだ。
・ジャニーさんの性被害は僕に何を残したのだろうか。 耐えなければスターになれない、とあのときは思った。 誰に聞かれても、「ない、ない」としか言えなかった。 行為を受けたことに加えて、自分に嘘をつき続けることで、 自分が嫌になった。それはアーティストの生き方ではないと思った。 ジャニーズ事務所を辞めるとき、 僕はアイドルというみんなの理想の存在でいる生き方から、 アーティストという自分のありのままをさらけ出す生き方を選んだ 。応援してくれる人の声も、アンチの人の声だった、 これからの僕のエネルギーとなるだろう。
運命よ。そこをどけ、俺が通る。
僕の右肩には、マイケル・ ジョーダンの大好きな言葉を刻んだタトゥーがある。
僕の腰には、鷹(カウアン)のタトゥーがある。
日本とブラジル、そして世界へ。
僕はエンターテインメントの世界を、 羽を広げて飛び続けるつもりだ
ジャニーさんってなんという振り幅の人生だっんだろう!多様化の時代、なにかと問題の書になるだろうな。オススメです。(・∀・)