この本、いいなあ。風の『3号線を左に折れ』のメロディーが頭の中を流れているなあ。(^^)
「なにをやってもうまくいかない。なんでかさっぱりわからない!」そんなとき、どうする?不安、迷い、恐れ、イライラをどうしたらいい??時には思い切って、いつもと真逆のことをしてみると……。ちょっぴり哲学する絵本。だれだってモヤモヤしたり、ビクビクしたり、イライラしたりするものです。そんなよくある悩みとの付き合い方をユーモラスに提案する、成田悠輔、初翻訳絵本」そのエッセンスを紹介しよう。
なんの理由もないのに、なにもうまくいかない日がある
さっぱり、まったく、なにもうまくいかない日
挫折しそうだったから。決めた 左折してみようって
まずなにをしたかって?
モヤモヤする悩みを置いてきたんだそう、道に置いてきた
あいつらはどなった「まちがってるぞ!」
ビクビクを置いてきたんだ そう、道に置いてきた
「やめろ!」あいつらはそう叫んだけどね。
イライラを置いてきたんだ そう、道に置いてきた
あいつらは叫んだ「おまえにゃ無理だ!」「もうあきらめろ!」あいつらは笑った
イライラが小さくなってたんだ
ビクビクはずっと静かで
オロオロはずっと落ち着いて
モヤモヤはいないも同じ
だから……そいつらを連れ戻すことにしたんだ
で、どうなったと思う?
ずっと軽くなった
もう一緒にいてもそんなに重たくない
だけど、もしまた挫折しそうになったら?
そのときはすぐに左折するんだ
「生きることが重すぎるときは、ちょっとの間。電源オフにしたって いいんだ」
(マーク・コラジョバンニ)
やっぱり悩んでいるときこそ、動いてみることだよね。それが結論っ!オススメです。(^^)