「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「せかいでいちばんつよい国」(デビッド・マッキー)

 
この本、いつ出たの?17年前?すごいなあ。まるでロシアのウクライナ侵攻をそのまま絵本にしたような内容だよー!
 
まさに「世界中の人々を幸せにするために世界中を征服した、ある大きな国の大統領のおはなし」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
・大きな国の大統領は、いろんな国へ、戦争をしにいきました。
「世界中の人々を 幸せににるためだ。我々が世界中を征服すれば、みんなが我々と同じように暮らせるのだからな」
 
たったひとつ征服されていない小さな国に、行ったとき、大統領は驚きました。
兵隊がいなかったのです。これでは戦争ができないではありませんか。
小さな国の人々は、大きな国の兵隊たちをお客様のように、歓迎しました。
大統領は、いちばん立派な家をもらい、兵隊たちはは、あちこちの家に泊めてもらうことになりました。
 
おしゃべりをし、めずらしい石けりをし、むかしばなしに耳をかたむけました。小さな国の歌をならい、冗談をきいて笑い転げました。
 

さあ、結論は……読んでね。ガンジーの非暴力よりもさらに深いかも。世界から争い事が消えればいいね。平和になればいいよね。親子で読みたい本。オススメです。(・∀・)