「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「知識ゼロからの田中角栄入門」(小林吉弥)

 

ワタシが小学生の頃の総理大臣といえば、佐藤栄作から田中角栄に代わった頃。記憶の中には日中国交正常化沖縄返還がダブってたけど、それは佐藤栄作だったね。(笑)(=^・^=)

スケールの大きい政治家がそれ以降も登場しないよね。あらためて田中角栄の凄さを学んだのがこの本。そのエッセンスを紹介しよう。

 

・人の悪口はいわなかった角栄

「悪口を言いたければ便所の中で言え」「一人の悪口は10人の敵を作る」
 
・人と会うことをいとわかった角栄
「人と会うのが醍醐味になってこそ本物なのだ」
 
・別け隔てなく誰をも大切にした角栄
「かまわん、オレはこれからメシだが、一緒に食っていかんか」
 
・人の情を何よりも大切にした角栄
「苦境、悲しみのさなかにあうときこそ力になってやれ!」
 
・秘書にチップの渡し方を教えた角栄
「陽の当たらない立場の人への「ありがとう」の気持ち」
 
・顔はいわゆる「福相」。その人となりは顔に現れるという。「顔相」で見ると開放的、外交的な性格。実行力があり、スケールの大きい発想をする人物で、実業家としても成功すると若いときからいわれていた。政治の頂点に立ってからも顔はツヤツヤでゴルフ焼け。おまけに「福相」だから結婚式や祝い事、政治家のパーティや選挙活動などのはなやかな席にはぴったり。
 
角栄の対局にいるとされたのが、後に首相になった三木武夫。彼は«葬式に向く顔»といわれた。常に苦虫をつぶしたような表情。悲しみが伝わってくる感じ。明るく、馬力がありそうな角栄の顔と雰囲気は、もって生まれた天性と、社会に出てから身につけたものでもあったろう。

 

やっぱり角さんはすごいよね、魅力的だよねー。オススメです。(^o^)