このシリーズ、やめてほしい……でもやめられない。読んでしまう……。(゜∀。)ワヒャヒャヒャヒャヒャヒャ 怖い、こわすぎる……。子どもはこういうの好きなのかな!?田舎の古い家屋に住んでいるヒトは、夜、一人でトイレにいけなくなるよー!
「京極夏彦と町田尚子が腹の底から「こわい」を引きずり出す――
おばあさんの古い家で、ぼくはしばらく暮らすことになった。その家の暗がりに、だれかがいるような気がしてしかたない」そのエッセンスを紹介しよう。
おばあさんの いえで くらすことになった
とてもふるい いえだ
ぜんぶ 木で できていて ゆかは いたと たたみだ
てんじょうは高くて 柱は太くて すこし くらい
うえのほうには 梁という 太い木が わたっている
おとなが だいに のったって
はしごを 掛けたって 届かないくらい 高い
「高いねえ」「ああ 高いよ 届かないよ」
まどの横くらいに 起こった おとこの 顔があった
すごく こわい顔だ じっと 下を みている
こわい
おばあちゃんは 上をみないでこたえた
「みたのか。じゃあいるんだね」
「あれはだれ?」
「さあ しらないよ
「うえを みなければ こわくないよ」
「みなければいなくなるの?」
「さあ、みないから いるか いないか わからないよ
みなければ いないのと おんなじだ」
でも。みちゃう。
いるかなと思うと みちゃう。
みたら。みたらみたら。「みたらこわいさ」
「いるからね」
ぞーっとするなあ……でもこのシリーズ、読破したいなあ。オススメです。