「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「日米プロ野球 珍場面 名・迷ジャッジ」(千葉功)

 
これ、いいなあ。わかりやすいなあ!実際に野球の公式戦で、こんなレアなケースがあったんだね〜!♪

「野球ルールにまつわる面白くて珍しい108エピソードをイラストとともに紹介、難解とされる野球規則をわかりやすく解説する。週刊ベースボール連載「実例で見るルール教室」をまとめる」そのエッセンスを紹介しよう。


・野球規則は難解であるという声をよく聞きます。法律が厳しいのは、なにも野球に限ったことではありません。難しいと敬遠しないで、ぜひともじっくり読んでいただきたいと思います。大事なことは規則の精神をつかむことです。

 
パ・リーグの審判部長だった二出川延明さんの「おれがルールブックだ」の一言はいまでも忘れられません。59年7月19日に後楽園球場で行われた大毎ー西鉄15回戦で、二塁塁審の「同時だからセーフ」の説明に西鉄三原脩監督がかみつき「規則書で確認せよ」と詰め寄ったときに出た言葉です。
 
【打者は一塁を踏んでいないのに、アピールできないのはなぜ?】
 
アピールの時期を逃しているとNGです。84年8月16日の巨人ー阪神戦(後楽園)で、1回裏の巨人の攻撃のとき二死一塁で中畑清は中超えの二塁打を打って先制の1点を叩き出しましたが、一塁ベースは踏んでいませんでした。塁審はちゃんと確認していましたが、阪神はアピールしなかったので、みすみす1点損したことがありました。気づいたらすぐアピールしなくてはいけません。アピールできる時期については規則7.10に詳しく書かれています。
 
具体的には、「スリーアウトではないのに、捕球したボールをスタンドに投げたら?」「一度外でへ出た足が打つ瞬間にライン上にあっても、反則打球か?」「飛んできたバットが野手の捕球を妨害したら守備妨害か?」「打席は何度左右に変わっても構わないのか?」「満塁でエンタイトルツーベースなのに、なぜ1点しか入らないの?」「本塁打を打ったのに、一縷を踏み忘れたら?」「スリーアウト後に打席に入った打者が本塁打を打っても得点か?」「サヨナラ押し出しのとき、一塁走者が二塁を踏まなかったら?」「大声を出して投手の投球を中断させた走者は退場か?」「打者がファンに囲まれてサヨナラのホームを踏めなかったら?」「審判が自分のミスに気づいたら、判定を訂正できるのか?」「低くかがんで構えてもストライクゾーンは変わらないか?」「出場可能な選手が8人でも試合続行できるのか?」など。
 
「規定打数と規定打席は、ルールによってドラマがあるよね〜!記録は生涯残るからね〜!野球ファン、必読!オススメです。(・∀・)♪