「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「天使の耳」(東野圭吾)

東野圭吾作品は、全作読破していていたはずだったが、ありゃ!?この本、読んだハズだったが、このブログに紹介してなかったかー!♪ ということで再読っ!
 
天使の耳をもつ美少女が兄の死亡事故を解明。深夜の交差点で衝突事故が発生。信号を無視したのはどちらの車か!?死んだドライバーの妹が同乗していたが、少女は目が不自由だった。しかし、彼女は交通警察官も経験したことがないような驚くべく方法で兄の正当性を証明した。日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
・「たぶん、時速50キロから60キロの間だと思います夜中だから、兄もスピードを出してたみたいです」「どうしてわかるんだい?」「いつも兄に乗せてもらっているから、振動やエンジンの音でわかります
 
・(信号は何色だったか?)「青だと思います」自信たっぷりに答えた。「なぜ?」「事故が起きる少し前、兄がいったんです。よし青だ、いいタイミングだって」「よし青だ、か」
 
「おまわりさん、目撃というのは目で見たということなんでしょう?」「そうだよ。それがどうかしたのかい?」「ううん、別に」
 
・「でも君は気が動転していたからね。聞こえなかったかもしれない」「おまわりさんは、気が動転して目が見えなくなることがありますか?」「いや、目はそんなことないけど……」「そうでしょう。あたしたちの耳は、皆さんの目なんです」
 
・「ですから。『照らしながら』の最後の『ら』で事故が起きたんです。間違いありません」
 
 
『リフレインが叫んでる』がアタマにこだましているわー!初期の東野圭吾もいいよね〜!オススメです。(・∀・)