「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

BOOK〜今度の東野圭吾は悪いぞ!…『ダイイング・アイ』

ダイイング・アイ

ダイイング・アイ

ここでは、おなじみの直木賞作家・東野圭吾氏。一冊を除いて出版されている全著作を読破している。(^−^)私にとってまだ読んでいない、そのラスト一冊がコレ、「ダイイング・アイ」。ああ〜!これで全作品読破してしまった〜!!!(>_<)1998年に雑誌で連載されていて、単行本化が2007年という「幻の作品」だったそうな。(・。・)


帯のキャッチコピーが惹きつける!「今度の東野圭吾は、悪いぞ。誰もが少しずつ嘘をつき、誰かを陥れようとしている。奇怪なるクライム・ノベルにして幻の傑作、解禁!」。またまた一気に読んじゃいましたよ!そのエッセンスを紹介しよう。


記憶を一部喪失した雨村慎介は、自分が運転した車で死亡事故を起こした過去を知らされる。しかし彼には、まったくその記憶がない…。なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。彼は、仕事帰りに、被害者の遺族に襲われて
瀕死の重傷を負って、事故の記憶の一部を失う。しかも事故の一年後以上たってから。
そして、謎の女性、瑠璃子が現れる、同棲していた女性が失踪する、なぜなのか、事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める…。


読めば読むほど、いろいろな出来事が絡みに絡んで、複雑になるが、徐々にその伏線の意味が分かる手法は、東野圭吾ならでは!ん〜、さすが!オモシロイ!
死んだ人の魂がこの世に残るのか、そして、その人の魂が他の人に乗り移って復讐するとしたら?題名の「ダイイング・アイ」、その瞳がキーワードになる…。文句なしに傑作!おススメよ!(^◇^)

ああ〜、早く次の新作、出ないかな…。