ザ・ドリフターズの高木ブーは、御年90歳だってね〜!ビックリ!生まれが昭和8年でワタシの父と同じだよ。そおかあ!父が亡くなって21年かあ!♪
「今や加藤茶さんと2人になったドリフですが、新たなコントにもチャレンジし舞台やテレビ番組でも活躍中。またウクレレ奏者としても、日本の第一人者として公演活動を続けている「元気でハッピーな90歳」ハッピーで健康なシニアとして生きるヒントが満載の一冊」そのエッセンスを紹介しよう。
・僕は今、毎日が楽しくて仕方がない。とっても幸せだ。 やさしい家族に囲まれ、 おかげさまで僕を必要としてくれる仕事があり、 ウクレレという生涯の相棒とも他のしくセッションできる。 これで不満を言ったらバチが当たるよね。
・もしかしたら、こうやってノンキに長く生きていることが、 僕の取り柄なのかもしれない。もちろん悲しいこともあったし、 苦しい時期もあったけど、仲間や仕事や家族に助けられて、 どうにか乗り越えることができた。
・僕にとって長さんは、 グループのリーダーとか仕事仲間とかそういうのを超えた特別な存 在だった。一時期は家も近くて、娘同士も同い年だったから、 よく行き来してたんだよね。 いかりや家と高木家で温泉旅行に行ったこともあった。
・やっぱり「ザ・ドリフターズ」のコントは最高に面白いと思う。 長さんはずっと、自分も含めてドリフのメンバーは「笑いの素人」 だって意識があった。だから、いっさい妥協を許さずに、 常に全身全霊をかけてコントを練り上げてきたんだよね。
・仲本のことを思い出すと、笑顔しか浮かんでこない。 穏やかでやさしくて、いつも周囲に気を配ってるヤツだった。 あいつに体操っていう特技があったおかげで、 ドリフのコントに動きが生まれて、 笑いの幅が大きく広がったのは間違いない。 トレードマークでもある眼鏡だって、 当時は別に目は悪くなかったのに、役作りでつけてた。 ドリフの中で自分が「真面目役」を務めるのが、 バランスとしてベストと思ってたのかな。
・着々と実績を積み重ねて、 知名度もそれなりに上がってきた流れがあって、TBSから『 全員集合』をやってみないかって声がかかった。 打診を受けた長さんは「もし失敗したら、 せっかくここまできたドリフはおしまいになる……」って、 すいぶん悩んだらしい。 裏番組は人気絶頂のコント55号や巨人戦のナイターだったしね。 長さんは、最後は「公開生放送でやる」 っていうところに魅力を感じて「やってやろうじゃないか」 と決断した。ひとりで背負って、 先頭に立ってみんなを引っ張っていく。 そして結果的に番組を大成功させたんだから、 つくづくすごい人だよ。
・やっているうちにだんだんわかってきたことなんだけど、 ウケないことに僕の存在意義があったのかもしれない。
・志村がメンバーになった頃は「 志村は並外れた笑いの才能がある」という印象は、 まだなかったな。 もともと僕は他人を評価する柄じゃないんだけど、 それまではボーヤのひとりだったわけだかあら、 才能があるとかないとかはわからない。でも「いいんじゃないかな」とは思ってた。 長さんの判断を信じたってのもあるかもしれない。
以外なエピソードが満載。もうドリフの『全員集合』から半世紀近くなるもんね。なつかしいなあ。オススメです。(・∀・)♪