元お笑い芸人で作家って珍しいよね。『神様の裏の顔』『殺意の対談』『指名手配作家』などの傑作がオモシロくて全作品を読んでいます。独特のノリの文章は、漫才を聞いているようで一気に読んでしまう。(・∀・)
この本のテーマは「もし、時間を止められる能力が身についたら?」というものだど、男だったら、やりたいことは決まっているよね。(笑)
「時間を止める能力を身につけた高校生・笹森陽太。試行錯誤の結果、時間を止められるのは呼吸を止めている間だけだとわかる。思春期全開の陽太が目指すのは当然……おっぱいを!?ターゲットは美人の芝原麗奈。彼女に近づき、左胸に……そのとき麗奈のポケットの手紙に気づく。それはいじめの被害を受けている女生徒からの告発の手紙だった!学校の裏に蠢く陰謀に気づき始める陽太は、微妙な超能力を武器に対峙していくが……。キュートで笑える、 青春ミステリの傑作登場」
本の帯の「著者近影」で、なんでこんな写真を載せているんだろう?っておもったけど、本を読むと分かります。
ラストは、ほっこりきます。こんな能力なんていらないよね!恋が叶えば!(笑)オススメです。(・∀・)