「てるてるソング」 小野塚テルの一日一冊一感動『感動の仕入れ!』日記

毎日の読書、映画、グルメ、流し、人との出会いなど様々なものから感動を得ています。特に本は年間300~400冊読破します。人々を『感』させ『動』に導き、『感する人』になるようにそのエッセンスを紹介しています。

「読心刑事 神尾瑠美」(藤崎翔)

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独身刑事じゃなんだよ〜読心刑事なんだよ〜!!!! 元お笑い芸人の藤崎翔さん。その着眼点と場面設定が、笑えるっ!!!

 

「驚異の凶悪事件検挙率を誇るR県警捜査一課。その秘密は若き美人刑事にあった――神尾瑠美「人の心が読めちゃう」テレパス能力者。その能力で殺人犯の心を全部読み取り、次々と逮捕していく。瑠美の前では証拠隠滅も黙秘も嘘も通じないのだが、ひと筋縄でいかない難事件が起きてしまう。型破りの連作警察小説」そのエッセンスを紹介しよう。
 
 
・「あんまり生意気な態度が続くようなら、あんたが先月ぽっちゃりイメクラ・ラブデブ愛撫』で指名したボンレスハムちゃんと、90分コースでどんなことをしたのか、みんなの前で発表してやってもいいんだよ」
 
・「そもそも、脅迫状とか犯行声明文をカタカナで書くのって、まだワープロが普及してなかった時代に、直線が多いカタカナを定規を使って書けば、筆跡がばれにくくなるっていう理由だったわけでしょ。だから、こうやってプリントアウトしてる時点で、もうカタカナにする意味は全然ないんだよね」辰川が理屈っぽく語る。「この犯人、形から入るタイプなんでしょうね。脅迫状といえばカタカナだろ、みたいな」鳥居が言った。「ジョギング始めるのに、まず何万円もするウェアと靴買うような奴だね」と辰川。自転車通勤するのに、タイヤが細くてハンドルがくりんと巻いてるやつをいきなり買っちゃうタイプですかね」優吾も言った。「で、かごが付いてる普通の自転車の方が便利だって、後になって気付くタイプね
 
 
「読心刑事登場」「読心刑事の難敵」「読心刑事と結婚式」「読心刑事と老人ホーム」「読心刑事絶体絶命」など。
 
いいなあ。映像化してほしいなあ!神尾瑠美は、誰がいいかなあ!?やっぱり深キョンかな!?オススメです。(・∀・)

 

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