この本のテーマは「面接力」。面接なんて新卒の22歳のとき以来、経験していないかも!?じゃあ、なんで読んだのか!?「人生は面接だ」からだっ!!!
「人生は面接だ。入試に新卒・中途採用に日々の商談、社内の昇進あるいはリストラ、さらに「目の前に相手がいない面接」ともいえるエントリーシート・レポートなど、あなたのキャリアに関わるすべてのコミュニケーションに役立つ面接の極意とは?のべ数千人のスタッフの採用・退職・解雇面接に立ち会った元外資系人事部長でベストセラー『「クビ!」論。』の著者が、小手先のテクニックではない真の「面接力」養成の方法を語る。面接担当者も必読の一冊!」そのエッセンスを紹介しよう。
・これまで私は、外資系金融機関の人事部長として、 数千人に及ぶスタッフの採用面接ならびに解雇・ 退職にかかわる面談に立ち会ってきました。そんな私が、「 飾らない自分らしさ」を感じ取ることができた学生というのは、 いったいどんな人物だったのか。彼らの多くは、仲間うちで「 面接の達人」といわれるような「自分らしさを誇らしく語る学生」 ではありませんでした。でも確実に「自分軸」 と言えるものを持っていて何が起きても、 どう突っ込まれたもその部分は揺るがないことを、 第三者たる面接官に対して自然に(押し付けがましくなく) 伝えられている学生でした。
・プロの採用担当者は、候補者が「他の誰かになろうとしている」 「誰かの言葉を借りている」時には、 その表情を見ればすぐに分かります。 言いたいことをうまく相手に伝えることができない、 そんな自分に腹が立って、あるいは、あせってしまったせいで、 用意してきた答えを、ただ棒読みしているだけなのかどうかは、 声のトーン、話の内容と表情との微妙なズレなどから、 自ずとわかってしまうものなのです。 模範解答をただ丸暗記して立て板に水のごとく受け答えをしてホッ とした際に「それはエントリーシートを拝見したので、 了解しております。他に何かありませんか?」
・いま相手をしている面接官というのは、思いのほか「素人」 であるという事実です。百戦錬磨の「人事マン」 だと思いがちですが、それは誤解です。 現場のマネージャーとしてのいわばカンを働かせながら、 候補者であるあなたを目利きするにはすぎません。
・ 一体どうすれば相手は自分の返答に満足するかと考えればいいので す。彼らの希望通りに「相手に作っていないと感じさせる素顔」 を用意し、その素顔にもとづく「 入社したあかつきには何をやりたいのか」ということを、 相手が共感し納得することができる言葉や態度をもって伝えること が大切となります。
・この本は研ぎ澄まされ、どこでも、いつでも持続・ 応用することができる「対話力」 を会得することを目的とした本です。 そのための一歩をさっそく踏み出しましょう。
・忘れてはいけないのは、まず「 あなたから相手のスタイルにあわせなければいけない」 ということです。何事も先手必勝、 相手に好かれるあなたのイメージを先に植え付けることが勝ちにつ ながるのです。
・面接は、いわばひとつの「商談」です。そこでの「商品」 は自分自身ですし、相手はバイヤーなのです。
・あなたにとっては「経歴・経験・知識・人柄」など、 自分の中にはあってもまだ形となって現れていないモノを、 どれだけ上手にパッケージ化して相手にわからせるかが勝負となり ます。言い換えればそこが、 あなたがいかようにもできるところなのです。 必ず盛り込まなければならない「値段・品質・ブランド名・ 希少価値」等々を、お客一人一人のなんらかの「判断基準」と「 優先順位」をお客様(面接官)の立場(目線)に立って、「 必要な情報を必要なだけ」「しつこくなく自然に」「 自信に裏付けられた微笑みとともに」 提供しなければならないことを理解しておかなければなりません。
・自分自身が考える「有利な材料・不利な材料」 をキチンと見極めておくことです。それさえできれば、 状況に応じてその「不利な材料」を「有利な材料へとかえる」 ことも可能になるのです。「 アルバイトがかりして勉強していませんでした」→ 「なぜアルバイトばかりしなくてはならなかったのか」「 そんな中でも、 自分なりに研究し学んだことにはこれこれのことがある」 といった内容を返答します。
やっぱり人生、プレゼンだよね〜!!!またネタを仕込みました!オススメです。(・∀・)