- 作者: 赤羽建美
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2008/06/14
- メディア: 新書
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なぜ女性は男の嘘を見抜くのか。そして、なぜ男は女性の嘘を見抜けないのか。女性たちは、男に何を求めているのか。そのエッセンスを紹介しよう。
・男女差はいったいどこからくるのだろうか。結論から言ってしまうと、情報に敏感に女性の特質に理由があるように思える。女性たちは流行に遅れまいと常に最新情報に注意を傾けている。同じように、目の前にいる自分のカレや夫の最新情報を見逃すまいと、態度、仕草、表情、ものの言い方に注意を傾けているのだ。
・彼女たちはあなたを冷静な目で観察している。あなたの表情から本心を読みとろうとしている。もしかしたら、あなたの男としての価値を値踏みしているのかもしれない。
・女性は初対面の男に会ったら、その人間性を測ろうとする。判断材料は、自分の目の前にいる男の存在だけだ。会社での地位は関係ない。だから、まず相手の目を見る。自分は偉いのだという自尊心を常日頃からもっている男は、目にその気持ちが表れる。それを女性は見逃さない。肩書きが名詞だけでなく、その男自信に貼りついている。そんな男を一目で見抜く。
・男が嘘をつくときは、ベラベラしゃべるとき。女が嘘をつくときは、黙っているとき。そう思ってまず間違いない。
・男の嘘には必ず言い訳がつく。女の嘘にはいっさいそういうものがない。
・心理学者、小倉千加子によると、現代の女性たちの結婚相手の条件は3Cだそうだ。Comfortable、Communicative、Cooperativeのことで、ある程度の生活レベルが保てる収入、コミュニケーションを図れる相手であること、家事や育児に積極的に参加してくれる協力的な相手を指す。
・女性が好む変化は、髪を切るとか、部屋の模様替えをするとかいったものだ。いずれ元に戻る、あるいは戻せることが前提となっている。将来の絵を描けない「あてのない旅」といったものに夢を感じることはまずない。女性にとっては日々安定した暮らしを送ることが何にも代えがたい幸せなのである。
・浮気がばれたら二人の関係は決して元には戻らない。遊びだから許されるという考えは甘い。浮気をするなら絶対にばれない戦略を立ててから、覚悟をもって挑むしかない。
・女性の前で女性のことを話題にするときは細心の注意が必要だ。軽い気持ちで口にしたことで、執念深く恨まれることになる。
・男も女も愛を求めていることに変わりはないが、男の場合は愛されることよりも愛することに、女性の場合は愛するよりも愛されることに重きをおいているように思える。この点が男と女の大きな違いではないだろうか。ただし、女性は愛されることを求めているからといって、万事に受身(受動的)だということではない。女性は愛されることを積極的に求めているのである。
・高価なプレゼントをもらうよりも、夜中にクルマを五、六時間も走らせて会いに来てくれるほうが、女性はずっとうれしく感じる。プレゼントは金さえあれば買えるが、長時間かけて会いに来るのは相当な精神力とエネルギーがいることを、女性はちゃんとわかっている。そんな男の心を惑わせる。情熱が欠点を補い、ときには欠点に目隠しをしてしまうからである。
・話がころころと変わるのは女性が小さな変化を好むからで、話題の転換が女性たちをイキイキさせる。同じように、女性たちは男に対しても小さな変化を求めるのである。マナーもよく、会話も洗練されていて、もちろん教養もある。そんな男が自分と二人きりになったときだけに見せる、ちょっとエッチな顔、言葉、仕草……その意外性に女性はひかれる。品行方正なだけの男では女性は物足りない。
う〜ん…女ゴコロを学び続けよう…。(^ム^)